UA-92533382-1 戦争と民主主義: よつば農場便り

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2022年3月 8日 (火)

戦争と民主主義

戦争を抑止するのに有効なことは何であろうか。相手と同等の軍事力を持つことか。相手を上回る超・破壊兵器を所有することか。武力であればよりエスカレートし対立のサイクルは永遠に断ち切れないおそれがある。

何が有効であるかはわからないが、「民主主義」というのも一つ有効な戦争抑止手段であるということを思い至った。

まず、自国が戦争を仕掛けられるという場面を想定してみると、ロシアのような統制された権威主義国家でさえ、戦争反対の声が上がる。大義のない侵略であれば、戦争指導者の野望は、民主主義的な国民の要望とは異なる。民主主義的な国で、だれがすきこのんで、独裁的な指導者の命令で、戦地に赴こうとするだろうか。しからば、「民主主義」は、これが広まれば相手国が不法にも戦争を仕掛けてくるのを抑止する、結構有効な手段となる。

では、自国が相手に戦争を仕掛け侵略する立場を想定した場合はどうか。やはり「民主主義」は、戦争を抑止する有効な手段となりうる。民主主義的な報道の自由があれば、戦争を煽り立てる人たちが主張する都合の良い情報はそうたやすくは信じられないだろう。民主主義的な思想や信仰の自由があれば、指導者が煽り立てる敵国への憎悪に対して、自身の良心に従って行動できるだろう。

このように、「民主主義」は戦争や侵略を受ける方も仕掛ける方にとっても、有効な抑止力になりうる。

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