UA-92533382-1 素晴らしき哉、人生: よつば農場便り

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2022年1月10日 (月)

素晴らしき哉、人生

1946年公開のアメリカ映画。クリスマス映画の典型で傑作なのだろう。 昨年末にDVDで鑑賞した。

西洋キリスト教文明圏では、クリスマスは主要な行事だが、クリスマスと言えば、ディケンズの「クリスマス・キャロル」も思い出される。ディケンズの「クリスマス・キャロル」は、嫌われ者の守銭奴の男の物語だが、「素晴らしき哉、人生」の方は、町の中でまじめに生きてきて陰徳を施してきた男の物語。少しドジな天使の出現に笑ってしまうが、少しハラハラしてハッピーエンドで終わるこの映画は、家族で見るのもいいと思う。

1946年と言えば、日中戦争、太平洋戦争が日本の敗戦で終わった翌年。この映画を見て、当時のアメリカ社会と日本とを比べた場合のとんでもない豊かさも気になって仕方がない。日本では、焼野原、バラック建ての都市で闇市が広がっていたのに、当時のアメリカでは、郊外の開発と住宅建設が始まっていて、庶民だって住宅ローンを組んで夢の住宅を次々と購入していたのだ。

なんでこんな国を相手に戦争をしたのだろうと、映画を見ていてそこも気になってしまった。日本の指導層・支配層の判断ミスや、国民の誤った熱狂など、済んだことを悔いても仕方ないが、せめて事実は事実として失敗の教訓として留め置くことをしておくべきだと思うのだ。

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