UA-92533382-1 外からの目: よつば農場便り

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2020年12月13日 (日)

外からの目

外国語を習うことは、もう一つの物の見方を与えてくれる。自国や自国の文化を相対化してくれる。つまり、自分の考えやモノの見方は、絶対ではないのだということを教えてくれる。自分や自国に囚われることから解放されたいのであれば、外国語を習ってみるというのはお勧めだ。

 

そういうわけで、私はインターネットのホームページを外国語のホームページにしていて、時に、世界の様子は、外国語でどのように報じられているのかなんてということを見ている。

 

日本のことを伝えた記事があったので要約してみる。

 

 

日本の草津町というところで、女性議員が町民投票によって解職された。町長や解職の先頭に立った町会議員の男性たちは、「これで町の名誉が守られた」と言っている。事の起こりは、解職された女性議員によるとこうだ。町長室に呼ばれた女性議員は、そこで、性暴力を受けた。女性は、そのことを訴え出たことにより、逆に、町長や町議会を侮辱していると激しく抗議され、ついには、冒頭で述べたように、男性町会議員が中心になった解職請求を起こされ、町民投票で解職されたというわけだ。

 

この経緯の考察として、これは、日本で性被害にあった女性が置かれる立場の典型的なものであるということ、つまり性被害にあった方の女性が激しい攻撃にさらされることは、伊藤詩織さんの例とも重なることや、そもそも、町政のトップや議会に男しかいないということの問題点が指摘されていた。全男性町議会議員たちが、結束して一人の女性に対し「トラブルを引き起こした」かどで糾弾したのは、本当はもっと深刻なこと、すなわち町政のトップによる性暴力があったかもしれないという可能性を調査することを放棄してしまった、ということを、識者の言葉を印象深く引用している。

 

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