UA-92533382-1 プラド美術館: よつば農場便り

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2020年7月27日 (月)

プラド美術館

いま、「プラド美術館」に行くことはできないが、「プラド美術館」という映画を見に行くことはできる。

 

この映画は、名画をたっぷり見させてくれるわけではない。

 

美術館の設立された経緯や、スペイン王室のコレクションとの関係、スペイン王室の庇護を受けたティッツアーノら歴代の画家たち、内戦中の美術品の疎開、共和国政府の教育政策と美術館との協力関係、修復作業員たちの丁寧な仕事や情熱、館長や学芸員たちのコレクションや美術館に対する熱い語り、美術館にそれぞれ思い出やかかりわりを持つスペインの女優さん、フラメンコの踊り手、写真家などの語り、などで構成された映画だ。

 

映画の中では、コレクションの名画は、じっくり見ることはできないが、ぜひともじっくり名画を見にプラドまで行きたいと思わせる映画だ。映画中で、ちらちらと名画の断片を見せてくれるのだが、それだけでも名画は本当にすごいし、これだけの名画の集積ということが信じられないことだ。

 

画家たちの生き方や個性もすごい。なんていってもゴヤはすごい「変人」だ。これだけの絵を残した人は、ちょっと尋常じゃないところがあったのだろうと思うのは私だけではないだろう。ゴヤのお墓には頭蓋骨が残ってないそうだ。熱心な骨相学者が、持ち去ったのではないかということだ。その気持ち、わからなくもない。ああ、プラドのすべての名画、目の前で見てみたい。

 

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