UA-92533382-1 子どもの権利条約: よつば農場便り

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2020年2月19日 (水)

子どもの権利条約

新聞記事を読みそれに触発され、つれづれをつづってみる。

2月18日付の『河北新報』に、国連で採択された「子ども権利条約」が30年になるとあった。日本でのこの条約の認知度の低さや問題点を伝えていた。

条約の根本にあるのは、「差別されず、搾取されず、暴力を受けない権利を子ども自身が知り、エンパワー(力を付与)される」という人権に関する思考であるが、日本では、「子どもに権利を教えるとわがままになる」という意見があるように、(それが支配的なのか?)この条約は知られていないし、この条約の精神も根付いていない。

よって、日本は子どもの虐待のことで、しばしば国連から勧告を受けているが、多くの人は知らないだろうし(私も恥ずかしながらあまり知らなかった)、「日本は世界に誇る素晴らしい国」と思っている多くの日本人は、知りたくもない事実だろうから、知りたくないことはこの世に存在しないと同じことなのだ。

子どもの権利意識が低いことや、女性の地位が国際比較で異常に低いことは、どこかで根がつながっているのかと思うし、日本が「自分は素晴らしい、素晴らしい」と自分で思い続けているうちに、まったく変化できず、出口の見えない停滞につながっていく暗い未来が思い浮かぶ。

恐竜は劇的な地球の環境変化に対応できず滅んでしまった。代わって繁栄したのは、恐竜たちが闊歩する中で、細々とその隙間で生きていた哺乳類。こう考えると、若者や女性が、今度は日本を支配している「恐竜」たちに代わって、新しい世界を作っていってくれそうだが、こうも抑圧されているとその望みも薄いのではないか。

だとしたら、恐竜が滅んだような「環境変化」だ。しかし、「東日本大震災」が起こっても、それで何も変わったことは起こっていない。あってほしくはないが「首都直下大地震」も必ず来る。しかし、来たとしても、その後はまた、復活の公共事業で「大林組」とか「鹿島」とかのゼネコンが、大恐竜時代を謳歌し、原発は相変わらず運転し、誰も人為的ミスの責任は取らず、石炭をガンガン燃やして電気を作って、「化石賞」を毎年受賞する栄誉に浴するのだろう。

いっそのこと、「ガラパゴス島」みたいに、あの島国に行けば、500年前の人々の暮らしや価値観を垣間見ることができますよ、というキャッチコピーで世界中から観光客を呼び寄せて、その中で見世物として暮らすというのもよいのかもしれない。

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