UA-92533382-1 廓文章 吉田屋: よつば農場便り

« 従属主義 | トップページ | オリンピックと愛国 »

2020年1月 9日 (木)

廓文章 吉田屋

仁左衛門さんと玉三郎さんの共演の歌舞伎舞台を、映画で見ることができる松竹シネマ歌舞伎を見てきた。名歌舞伎役者の舞台を、映像だとしても見ることができ、とても幸せ。

 

映画では、仁左衛門さんの芝居の解説や、玉三郎さんの仁左衛門さんとの長きにわたる交流を語ってくれる場面も挿入されていて、芝居への理解も深まる。

 

仁左衛門さんが語っていたが、大人のくせに罪のない子供のような伊左衛門を、どう観客に納得してもらうかというのが難しいところだが、それを仁左衛門さんは見事に演じていた。指先の動作にしても、表情にしても、動作にしても、すべて美しいし様になっている。

 

玉三郎さんもすごい。女としての夕霧の気持ちを体の動作や微細な仕草で表している。玉三郎さんにはあまりセリフがないし、あとから登場するのだが、十分官能的で堪能できる。

 

仁左衛門さんと玉三郎さんが50年以上コンビを組んでいろいろな演目を演じて来ての到達点なのだろう。でも、映画の中で紹介されていた若き頃の二人の芝居もぜひ見てみたいと強く思った。フランス公演で紹介されている二人が載ったパンフレットが写されていたが、それを見ただけでもとても美しいのだ。

 

芝居の内容自体は、場面が正月で、さらには話が大団円の、正月から見る縁起の良いお芝居。一流の芸をたっぷり堪能できて新春から幸福になれるお芝居。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

|

« 従属主義 | トップページ | オリンピックと愛国 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 従属主義 | トップページ | オリンピックと愛国 »