UA-92533382-1 よつば農場便り: 2019年10月

« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »

2019年10月30日 (水)

『老子―もう一つの道』 六十八 争わない

【自由訳】
本物の士は武を誇ったりしない。よく戦う者は怒ったりしない。よく敵に勝つものは敵と争わない。よく人を用いるものは人の下に立つ。これはみな、争わない徳であり、人の力を利用するものであり、天の配剤に匹敵するものとも言う。

【解説】
争わないところに勝つ道が見える。

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

follow us in feedly

| | コメント (0)

2019年10月22日 (火)

『老子―もう一つの道』 六十七 愚を守る

【自由訳】
「道」は愚かに見えると多くの人が言う。愚かに見えるのは大きすぎるからだ。わたしには守っていることがある。人民を慈しみ、己は倹約し、人の先頭に立とうとしないことだ。慈しみの心があるからこそ勇猛果敢になれ、倹約しているからこそ人に広く施すことができ、人の先頭に立とうとしないからこそ、人の長になれる。慈愛のない勇、倹約のない施し、我先にと先頭に立ちたがること、これらが行きつく先に光明は見えない。慈愛こそがいくさに勝利し、国を守る礎である。

 

【解説】
老子の説と仏教の教えとの接近を見ることができる。

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

follow us in feedly

| | コメント (0)

2019年10月14日 (月)

『老子―もう一つの道』 六十六 すべてを受け入れる

【自由訳】
大河、大海はあらゆる谷々の水が集まってくる、いわば「百谷の王」のようなものである。なにゆえに大河となり大海となれたのか。それらの「百谷の王」は、すべてのものより低き場所にいるからだ。いわば下ることができたから、百谷の王となれた。
ここから見るに、民の上に立とうと思えば、かならず言辞を低くして、身は一番後に置く。こうして理想の統治者は、民の上に立っていながら、民はそれを重たく感じず、前にいながら、民はそれを害悪だと思わない。天下の人すべてがこの理想の統治者を推戴することを楽しみいとわない。この理想の大人は、決して争わない。争おうとしないものにたいして、誰が争うことができようか。

 

【解説】
大河、大海を観察して得た洞察。なぜ、それらはそんなにも大きくなれるのか。下に立ち、すべてを容れ、争わない。そこに智慧を見た。

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村follow us in feedly

| | コメント (0)

2019年10月 6日 (日)

『老子―もう一つの道』 六十五 愚かなことがよい

【自由訳】
道を行うとはどういうことか。それは愚かになるのだ。この大事な点を知るのが本当の徳と言えよう。本当の徳は、よく物と推移してたがわない。

【解説】
「愚」であることの強調。仏教につながる。

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0)

« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »