UA-92533382-1 日米安保は破棄すべきだ: よつば農場便り

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2019年7月 1日 (月)

日米安保は破棄すべきだ

アメリカのトランプ大統領から、日米安保は破棄すべきだという提案があった。日本の支配層は、トランプさんは変人なので彼の発言は一端脇に置いといて、日米安保は不変だと、政府間では確認しているなどと極めて冷静を装わないで、いい提案をしてもらったいい機会だと捉えたらいいのではないだろうか。

 

トランプさんが破棄すべきという真意は、日米安保が片務的で、一方的にアメリカが日本を守ってやっているからで、その逆がないという意味だ。日本政府が、いや、そんなことはない、という反論の内容としてあげるのは、基地を差し出しているし、滞在費まで負担してやっている、今後はアメリカの要望に従って、中東などでアメリカが戦争を始める時は、自衛隊が先兵となるというものだろう。

 

私のトランプさんに対する反論はこうだ。アメリカは時代時代に合わせて自国の利益のためだけにやっているのであって、日本は片務的だとかという義務感を感じる必要性はない、ということだ。安保条約を日本に押し付けた時は、アメリカは自国お国益のために、共産主義諸国への防災壁のために日本を軍事利用しただけで、しかも極めて有利に利用している。時代が変わった今も、自国の利益のために日本は利用価値があるし、地位を保証してやっている支配層からの貢ぎ物も入る。中東で、イスラエルの利益を守ってやるためにアメリカが戦争を始める時、日本の自衛隊を先兵にすれば、自国の損害は少なくなる。決して片務的ではなく、一方的にアメリカの国益のために行動しているだけで、そういう意味では、世界には「理想」なんてものはなく冷徹な国益最優先の国際政治があるだけだ。

 

私は、せっかくトランプさんがそう言ってくれるのなら、日米安保はやめた方がいいと思う。国民の立場から言えば、空から米軍の飛行機が落ちてきたり部品が落ちてきたり、米兵の犯罪があれば、安心・安全な暮らしが脅かされる。中国・韓国・北朝鮮の脅威を言い立てる意図がいるが、それを言い立てている、本人がその脅威を作り出しているのであって、私は、周辺国が脅威だと思わないし、多くの人が戦争を望んでいないのは、隣国も日本も同じだろう。もちろん問題もあるが、戦争の脅威は、国民に自由な考えを表明させない、独裁的な政治・政策プロセス、報道管制によって国民に情報が伝わらないと言った非・民主的なことから生まれるのであって、非・民主的なことにかけては、日本社会にだって戦争を推し進める脅威は周辺国と同じくらいある。兵器をそろえて安全を作り出すのでなく、相互理解と民主的なプロセスの広まりで、東アジアが平和的に安定すれば、に日米安保は不要だろう。もちろんそれを望まないのは、アメリカとアメリカによって支配層の地位についていられる日本の人たちだろう。安倍さんが、せっかくイランに行っている間に、日本のタンカーを攻撃する動機と利益が一番ある国と言ったら、アメリカだろう。

 

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