UA-92533382-1 『老子―もう一つの道』 三十三 「智」と「明」と: よつば農場便り

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2019年2月 3日 (日)

『老子―もう一つの道』 三十三 「智」と「明」と

【口語自由訳】
人をよく知ることが「智」なのである。しかし、己をこそしるものが「明」なのだ。人をしのぐことができれば、確かにその人には力がある。しかし、克己するものこそが本当に強い。足るを知るものは豊かになり、努力するものは意志が強い。今あるものを失わず保てれば長く続き、死んでも失われないものを体現したものこそが、理想の長寿を手に入れたと言える。


【解説】
人の本性をよくとらえることこそが智者のつとめであり、知者と称せられるゆえんである。しかし、内面にも目を向けるべきだとの老子の戒めである。

どうしてもわれわれは他人に勝とうと思う。そこが陥穽だろう。やめておくべきおさめどころを知り、身の回りにあるものや己自身を細く長く大切にすれば、長寿を全うできるとの老子の教え。

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