UA-92533382-1 是枝監督へのインタビュー: よつば農場便り

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2019年1月21日 (月)

是枝監督へのインタビュー

2019年1月20日付の朝日新聞に「万引き家族」を取った是枝裕和監督のインタビュー記事が掲載されたので、そこからの要約。

「万引き家族」が国際的にも評価されたことについては、貧困の問題、家族の置かれている状況などが普遍性を持った可能性と、役者さんたちの熱演と共演の妙を指摘。

カンヌ映画祭で再交渉を取った際に、安倍政権からの祝意を辞退したことについては、公権力と表現者がきちんと距離をとることの重要性を指摘。

安倍さんからの祝意を拒んだこと自体が政治的で、芸術に政治を持ち込むなという批判者に対しては、あらゆる言動は、映画監督に限らず、社会生活を送っている以上、政治的であり、非政治的にふるまうこと自体が政治的だと解答。

そのうえで、辺野古に新基地を作ることへの反対署名を呼び掛けたタレントのローラ氏が批判されていることに対して、日本以外の国では、俳優やタレントが堂々と政治的な意見を表明しているのに、日本ではスポンサーの意向を気にして政治的発言を控える傾向が強いと指摘。なぜ、ローラが批判されて、総理公邸に招かれるTOKIOが批判されないか、疑問に思うと表明。

以上が是枝氏のインタビュー記事の中から、私が興味深く思ったところを引用・要約。

そこから、考えたこと。

日本の国営放送は、国政選挙の前など、あえて非政治的にふるまい、選挙の争点になるような問題は今の日本にはないし、日本はこんなにも幸せでいい国なんですよというニュースばかりを流す。あえて、非政治的にふるまうことで、政権党の自民党はどれほど選挙で恩恵を受け勝利してきたのだろうか。こんなふうに、政権党への批判ばかりしている私は、是枝監督に倣ったわけではないが、権力とはあえて距離を取った方がいいと思っているから。といっても、私にすり寄ってくれる権力者はいないのですが…


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