UA-92533382-1 福島第一の事故 津波予測の甘さ: よつば農場便り

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2018年12月 6日 (木)

福島第一の事故 津波予測の甘さ

12月5日付の『河北新報』を見て、おやっと思った記事があった。

 

見出しが「福島第一の事故 津波予測の甘さ 東電副会長が、英で講演」とある。ついに、あの天下の東京電力が、自らの罪を認めたのか?これは、犯罪として刑事告訴された事案や、まだ未解決の多数の民事裁判にも大きな影響があるのでは?と思ったら、内容は反対だった。

 

東京電力の副会長がロンドンで講演し核発電所の事故について言及したことは事実であり、「想定する津波の高さが低すぎた」「非常用電源はもっと高いところに置くことができた」ことは認めたものの、安全策の向上を絶えず追求し、どんどん対策していけば、核発電は安全であり、さらには核事故以降の日本政府の規制対策は十分で、これで事故は起こらなくなった、という核発電再開と輸出に向けての、アピールというのがどうやら本音であったらしいというのが、私の記事に対する深読みだ。

 

ちょっと、待ってくれと言いたい。核発電は「安い、安い」というのが政府、自民党、官僚・財界の言い分のはずだが、どんどん安全策を施していけば、安くなくなるのではないか?まあ、いくら経費がかかってもどうせ、国民に転嫁するのだから、自分達の懐は痛まないし、そういう意味で「安い」ということなのだろうか?

 

まともに考えればおかしい気がするが、「朝、パンは食べだが、ご飯は食べてないので朝ご飯は食べてない」という論法を毎日聞かされ、そしてそれを拡張・伝達する国営・国策放送網のせいで、頭がおかしいのは自分の方なのだ、という気がしてくるから不思議だ。


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