UA-92533382-1 アラビアのロレンス: よつば農場便り

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2018年12月15日 (土)

アラビアのロレンス

蔦屋にビデオを返しに行くと、またその場で借りてきたくなってしまう。うまく蔦屋さんの商法にはまってしまい、「アラビアのロレンス」を借りてきてしまった。名前だけは知っていてストーリを知った気になっているものの、ずっと前からきちんと一度は見てみたいと思っていたものである。

 

監督のデビッド・リーン、彼は「戦場にかける橋」の大ヒットの後で「アラビアのロレンス」を作ったという。両作とも、自国のイギリス軍が大勝ちしているのを、無邪気に喜ぶような愛国映画ではない。イギリスの描き方が屈折しているようにも思えるが、どちらもいい映画だ。というのも、ロケから衣装から、とにかく本物を作っているというのは伝わってきて、「神は細部に宿る」の言葉の通りだ。

 

どこまでが史実かどうかはわからないが、ロレンス率いるアラブの反乱が描かれている。民族を超えた友情のようなものは、私も好きだが、結局アングロサクソン人の「サイクス・ピコ条約」が今の今まで中東の混乱や不幸を生んでいて、そして彼らはその責任を一切取らず、罪深いものだとも思う。

 

しかし、民族の独立のために団結できないアラブの人たちも描かれてていて、それもまた事実で残念なことだと思うし、大きな力に対して、団結できずにいる彼らの姿が、私たち日本人の姿にもつながるとも思った。アングロサクソン人の基地をいま日本国内に受け入れていることに、「愛国者」の私などは本当に情けないことだと思うのだが、「こんな情けない憲法はないですよ」と、独立を拒み話をすり替える人たちがこの国の政治を決めている。「アラビアのロレンス」を見ながらそんなことも考えた。


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