UA-92533382-1 老子 ― もう一つの道 十三 わが身を惜しむ: よつば農場便り

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2018年11月20日 (火)

老子 ― もう一つの道 十三 わが身を惜しむ

【口語自由訳】

人生にはいい時もあれば、わるい時もある。その一々に反応するのが諸君なのだ。わるい時、ついていないとき、落ち込んでいる時、体が病気になった時、こんな時こそが大事なのだ。その瞬間に向き合えば、いかに自分自身を大切にし、愛すべきかがわかるだろう。

 


身を大切にする、つまり身命を惜しむ人こそが、人のうえに立ち天下を託するに足りる人だ。

 

 

【解説】

この章は政治的な章である。だから政治のこととして考える。

 


愛国的と言われる政治家がいる。お国のために身命を惜しむなと、民を駆り立てる。だが、歴史を繙(ひもと)くまでもなく、こんな政治家に率いられた国と人民には、破滅の道が待っている。

 


自分のことも、相手のことも、大切にできる人こそが、国のリーダーになれるという。これも老子の大いなる逆説である。


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