UA-92533382-1 『老子―もう一つの道』 十六 静(せい)なるもの、常(じょう)なるものを体得せよ: よつば農場便り

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2018年11月27日 (火)

『老子―もう一つの道』 十六 静(せい)なるもの、常(じょう)なるものを体得せよ

【口語自由訳】
心を虚しく静かに保ってみる。すると、身の回りの自然界の動静があなたの心に映ってくる。春夏、万物は盛んに成長する。秋冬、すべてのものは成長をおさめ、もとにかえる。天命のなすがままの運行に従うものは、そのものの内に常(つね)なるものを抱えている。あなたのうちの常(つね)なるものを知っていることこそがあなたの明察であり、これを知らなければ、あなたは危うい。おのれのうちに常なるものがあることを知っていれば、みだりに動いて危うくなることはない。おのれのうちに常なるものを抱えた人は穏やかな様子を保つことができる。すべてを公正に判断し、王ともなり天ともなる。天道に通じれば、その人は己の中に道を体得した人であり、一生安泰である。

 

【解説】
意識を内にめぐらせて、変わらないものに出会う。その変わらないものこそが、この世の運行、有為転変をもたらしているものである。しかし、移り変わりにのみ目をとめてはならない。肝心なことは心の目で変わらないものを見ることである。これを静かに観じて、これと一体となれ。これとはすなわち「道」である。


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