UA-92533382-1 老子『もう一つの道』  九 満つれば欠けるならひ: よつば農場便り

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2018年11月10日 (土)

老子『もう一つの道』  九 満つれば欠けるならひ

【口語自由訳】
いっぱいに満ちた器をいつまでも手に持っていることは難しい。そんなことはやめたほうがいい。いくら刀を研いで鋭くしても必ずにぶる。富をいつまでも手元に置いておくことはできないし、高い地位もいつまでも保つことはできない。物事を成し遂げ終わったら静かに身を引くことだ。

 


【解説】
老子の処世術。世間智。世俗智。このように生きよということ。

 

人間はとかく完全を追い求める。もちろんそのような生も美しい。だが、完全の一歩手前で止めて、不十分な個所を一箇所残しておきたまえ。そこからこそ、無限の展開が望めるのだ。

 

永遠に絶えず続くもの、それは老子では流れる水のイメージである。常にやまず、常に流れていれば、古びることはないということ。


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