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2018年6月 8日 (金)

地域に住んで思うこと

(過去の記事の再録です)
地域に住んで暮らしてみると,改めて今まで見えなかったこと,見ようともしなかったことが目に飛び込んでくる。それは,目をそらしたくなるような現実だ。そういうものを見るのであれば,文学的な美しい世界で想像力を遊ばしていたほうがよほど楽な,そういったしんどい現実だ。貧困。子供や老人に対する虐待・ネグレクト。失業。借金。経済的困窮。経済格差。教育格差。低学力。暴力。粗暴。本当に,われわれの国は先進国と胸を張って言えるのだろうかと考えさせる。われわれは「国内」よりも「国際」と,つい外へ目を向けがちであるが,本当は足元の問題を見つめるべきなのではないだろうか。常に地域の問題を見つめ,発見し,解決のためにコーディネイトする,民生委員やソーシャルワーカーのような地域の中の専門家をきちんと育成し,きちんと報酬を払って仕事をしてもらう必要があると思う。今までのように,名誉職としてボランティアでやってもらえばすむような範囲を超えたところまで,地域は追い込まれているのではないか。こういう人を,官僚や役人として採用しても,発想と行動が制限され柔軟性もないだろう。また,官僚の天下りのための受け皿の団体を余計に作っても地域に何も恩恵はないだろう。われわれは,自分たちが軽蔑している「途上国」並みの現実に地域がおかれていることを自覚して,マイクロ・クレジットで有名なグラミン銀行のような,先進的な事例を学び,地域で行動し活動する組織を作るべきではないだろうか。
 


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