UA-92533382-1 ノーベル平和賞: よつば農場便り

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2017年10月 7日 (土)

ノーベル平和賞

本年のノーベル平和賞が、NGO「核兵器廃絶キャンペーン」に送られた。核兵器を非人道的な兵器だと規定する国際的な枠組みを作り、核兵器の廃絶を目指すその運動にわたしは賛意を表したい。

安倍首相や日本政府、日本をリードする自民党政治の「核兵器」に対する考え方は、このNGOの方向性とは逆だ。こういう頭の中にお花畑が咲いているような方法では問題は解決しないとよく言っている。そして、反対ばかりしてないで対案を出せともよく言う。しかし、彼らのように武力や徴発で相手を脅しつけて核兵器を放棄させようとしても、実際のところうまくいっていないのだから、もしも、核兵器を廃絶しようという気があれば、(なければ別の話だが)、短期的・長期的にいろいろ有効と考えられる方法を組み合わせたらよいと、私は思う。

その最たる方法が、核兵器を非人道的、人倫にもとるものとすることだ。人間社会が存在するように、国際社会も確かに存在する。そして通信技術の発達や人の移動により、国際社会の実在性や身近さは、50年前や10年前と比べて格段と強く感じられるようになっている。そういうコミュニティの中で、核兵器を持ったり使用したりするということは、人間のすることじゃないと強く非難するのだ。人間は社会的な動物なので、仲間や社会から孤立することが一番つらいことだ。非倫理的と規定することは、十分圧力になり、目標達成の具体的な対策にもなると思う。

日本では選挙が近いが、ノーベル平和賞のニュースを見て、自分たちの思いを実現する方法は、「自民党」や「希望の党」に希望を託して、投票することばかりじゃないと思った。自分たちが実現したいことを実現してくれそうで、力を合わせる仲間は、今や国際非政府組織などがあり、国家や政府と対等の力や影響力を持ち始めているのである。自分の少ない持ち分の中から、金を出し、目標の実現に協力するのであれば、今の日本国政府に税金の形では納めたくはないが、願いをかなえてくれそうな国際非政府組織にだったらお金を出すという選択肢も、これからどんどん現実的になってくると思う。

国際非政府組織が世界の世論を作ってしまって、逆に日本政府を孤立させるということだって今後は起こり得るだろう。抑圧的な独裁国家とお友達になり、ちやほやされていい気持ちになっているうちに国際社会から置いてきぼりにされないよう、私たちは国際社会の方にも目を向けていたい。


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