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2017年8月 9日 (水)

美しい日本の言葉たち―ゆかし

(過去の記事の再録です)

ゆかしは、もともとこちらがわが抱く相手・対象に対する好奇心・ひかれゆく心であったが、そこから転じて、心ひかれゆく対象・相手そのものも、ゆかしというようになった。心ひかれていくのは明確な理由があってのことではない。なんとなくその相手・対象が持っている雰囲気・秘められた魅力に引かれていくのである。「奥ゆかしい人」というのは私たちが相手をたたえる最良の言葉のうちの一つである。その人の魅力は外に全面的に開示されていない。秘められているのである。包まれているのである。奥がどこまであるか知りたい、見てみたいと思わせる人、内奥にまで心ひかれてやまない相手が「奥ゆかしい」人なのである。こうして「ゆかし」は相手・対象が持っている品格も言いあらわすことができるのである。


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