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2017年2月17日 (金)

プログラミング教育

次期学習指導要領の紹介が新聞各紙でも行われている。小学校で英語が正式の教科になることに加えて、コンピューターのプログラミング教育が2020年度から必修化されることになった。自分が小学校の時に受けた教育のことを思えば、様変わりの感は否めないが、時代の流れや要請に応えて次世代の人材を育てていくというのも、教育の役目。私自身も、時代に取り残されないよう、そして頭が凝り固まらないよう、コンピュータに関する勉学はしたいと思っている。となると小学校に再入学か?というわけにもいかないのだろうが、人間一生勉強である。さて、このプログラミング学習の意義は何か。2月3日付の河北新報の記事をスクラップしてある。東北大名誉教授宮崎氏の投稿記事を要約して考えてみる。

一般的に言われているのは「プログラミング教育は論理的思考力を養うのに有効」ということだ。プログラミングは日本語よりも論理的と思われている英語を基に組まれていて、コンピューターを正しく作動させるために、例えば、こういう条件を満たすまでは何回この動作を繰り返すだとか、この数字を満たす場合はこの答えを返し、満たさない場合はこの答えを返すなど、数学を基にした論理式もわかっていなければならない。数学といえば、数列の全部の和とかそんなようなことも扱える能力もプログラミングをするには必要だ。しかし宮崎氏は、プログラミング教育の意義はそれだけでないという。

1.創造力を高める。

(理由) 算数の解は一つで、いかに早くその解にたどり着くかを学び、理科は既知の科学的事実を覚えるだけ。しかしプログラミングは、目的が与えられれば、実現のための方法や手順は自分で考え、工夫を凝らす余地がある。目的が同じでも作り手によって出来上がったものは違う。正解がないので、独創性がうまれる。

2.モノづくりの楽しさを実感できる。

(理由) プログラミングは、目的でさえ自分で自由に設定でき、これは創造的な行為であり、発想力も必要となる。これはモノづくりの精神にもつながっている。

3.達成感と成長感が得られる。

(理由) プログラミングは決して簡単な作業ではない。まちがいなく正しくプログラムが動いたとき感動する。この感動は、苦労を重ねて完成したという達成感と、こんな難しいこともできるようになったという成長感によってもたらされる。これは自ら物を作り出した能動的感動で教育上最も重要。

4.プログラム作りの大変さがわかり、優れたプログラムの価値を認め作り手を尊敬できるようになる。

(効果) 日本ではソフトウエアに対する評価が低く、このためソフトウエアに対する投資も少なく人材も手薄になっている。だから世界に通用する日本のソフトウエアがほとんどない。プログラミング教育はソフトウエアの価値を認めることができる人材を増やす。


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