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2016年9月27日 (火)

自衛隊員に敬意を

安倍首相が国会で所信表明演説中に、「自衛隊員に敬意を」と呼びかけ、全員総立ちで拍手で賛同した。国民の3分の2以上の支持を集めた政権与党のこの行動に対し、こんなふうに言論の自由が許されているうちに少し感じたことをメモしておく。

お国のために頑張る軍人さんをほめたたえるという志向や雰囲気には違和感を覚える。もちろん、自衛隊員は国家のために頑張っておられる。それを否定するつもりはない。だが、国家のために頑張っているのは、彼ら・彼女たちだけでなく、普通の我々が当たり前に働いたり勉強したりしていることだって直接的ではないにせよこの国を支えていることになるだろうし、外国で非軍事的な平和活動に携わっている非政府組織の人たちや、もしくは文化活動に携わり民族や国家間の友好関係を作り出そうとしている人たちだって長い目で見て日本国国家に尽くし国民のために頑張っていると思うのだが、そういう人たちの存在には目を向けず、軍事関係だけを重視するのは違和感がある。

軍を礼賛し軍神を作り出す。もしこんな雰囲気が世を覆い誰も違和感を口に出せなくなった時、もし外国での軍事行動で自衛隊員が負傷したり死亡することがあればどうなるだろう。軍神の母は、「息子を外国にいかせたくなかった」「私の息子を返してくれ」なんて口に出すこともできなくなるだろう。軍関係者だけが偉くなり絶対視されるようになれば、逆に「ひきこもり」や「病人」のような国家有為の人材ではない人たちのような人はこの社会でどのように暮らしていけばいいのだろうか。と、そんなことを感じた少数意見の持ち主であった。

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