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2016年8月 9日 (火)

結婚したい独身男女

少し前だが、保育園には入れない待機児童のことが大きく取り上げられ河北新報でも「保育」に関する特集記事が掲載された。これは私も興味を持ちまた別の機会にまとめてみたいと思うが、ちょうど保育の特集連載記事が終わるころ、20歳独身男女で結婚したいと考える人の割合が3年前と比較して2割減少したという、明治安田生命福祉研究所の調査結果が報じられていた。(2016年6月22日付河北新報)

確かに日本の抱える問題は保育所不足による待機児童の問題ということもあるのだが、本来は少子化による人口減少という問題の方が大きく、人口減少を食い止めるための方策ということが大きな課題だ。それには1つには若者の結婚観を知り若者が結婚し、そして子育てしやすい環境を作るということが大事になる。人口減少下での、保育所不足というのは何とも皮肉である。

さて、明治安田生命福祉研究所の調査によると、20代独身男女のうち、結婚したい人の割合が男性で38.7%(3年前の調査では67.1%)、女性で59.0%(3年前は82.2%)だったという。独身でいる理由の最多は、男性で「家族を養うほどの収入がない」、女性では「結婚したいと思える相手がいない」だった。20~30代の未婚女性の半数以上が結婚相手に年収400万円以上を望む一方、実際にこの収入がある20代男性は15.2%、30代男性は37%だったという。調査の担当者のコメントは「このギャップが男性が結婚に前向きになれない一因とみられる」とのことだ。

さて記事はここで終わるので、ではどうしたらよいかは各自考えなければならない。いろいろな考えがあるだろう。「女性の意識を変える」「男性が女性の期待に応えられるようもっと頑張る」など。わたしとしては、これは個人の問題ではなく社会の問題であると思う。数年前までは「結婚したくてもできない」ということだったのかもしれないが、今年の調査では「結婚をはじめからあきらめている」。こんな絶望感が若い人の間にある社会が果たして幸福な社会なんだろうか。非正規雇用の拡大・増加を含め、社会の安定した基盤がどんどん切り崩されていく。若者だけの問題に限らずすべての世代の人たちにとっても幸せな状況とは言えない。そのしわよせは、日本社会の場合特に若い人たちに向けられているように思えてならない。

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