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2016年7月23日 (土)

新たな環境問題マイクロプラスチック

新聞が小中学校に教育に利用されている。その活動をNIEというのだそうだ。宮城の地元紙河北新報にも小中学生向けにわかりやすい解説記事が載る。大人が読んで悪いわけではない。むしろ勉強になる。むしろ大人こそもっともっと勉強するべきだろう。7月12日付の記事にマイクロプラスチックという新たな環境問題が紹介されていた。

マイクロプラスチックとは、大きさ5ミリ以下のもので、人間が使ったプラスチックが目に見えないほどの粒となり、海の中に広がっていて、これが新しい環境問題となっている。海に入ってしまった原因として、私たちが毎日使っているペットボトルやレジ袋などが海に流され、太陽の光に当たったり波や風に揺られたりしているうちに壊れて細かくなったと考えられる。台所でよく使われているスポンジも原因の一つと言われているのだから、私たちの日常生活や購買行動も考え直さないといけない。

その他、人間がわざと小さいプラスチックを作ることもあるという。例えば化粧品だ。肌の汚れを取りやすくするために小さなプラスチックの粒を入れて作っているものもあるという。化粧品を使って一見するときれいになったと錯覚しても、プラスチックで顔を磨いているとなると、考え直してしまう。

マイクロプラスチックは現在どこまで広がっているのか。記事によると、鳥や魚が餌だと思って食べてしまったり、貝が水と一緒に体内に取り込んでいしまったりしているのがわかったという。そして、その生態への影響は?記事には実験が紹介されていた。マイクロプラスチックを入れた水の中でカキを育てると、入れていないカキと比べると、育ちが悪くなり生まれる子供の数も減ったという。魚の実験でも、卵からかえる子供の数が減ったり、敵から逃げる力が弱くなっているという結果がわかったという。実験室段階では、プラスチックが生物に与える影響、特に生殖に与える影響が出ている。

さて、記事の最後は「私たちが軽い気持ちで捨てているプラスチックが海の生物を傷つけていることを忘れないようにしましょう」と結ばれているのだが、何よりまず大人こそが事実を知り具体的な行動をすべきではないだろうか。


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