UA-92533382-1 9月26日付の記事から: よつば農場便り

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2014年9月27日 (土)

9月26日付の記事から

宮城の地元紙河北新報の9月26日付の記事から面白いものを発見。まず第1面。東北電力が原発安全策に3千数百億円を費やすという記事。これを見て、原発に賛成の国民は、これだけ金をかけるのだから原発は安全だとホッと喜ぶ人もいるのだろうが、ひねくれもののぼくはそんなに金をかけるのだったら、いっそうやめたら?と言いたくなる。まあ、推進派の人に言わせれば、原発がなければ日本は電力不足に陥り、高い石油を買っているため貿易赤字も増え電気料金も上がるというのだろうが。でも素人のぼくには、これだけお金がかかれば、どう統計数字をいじっても、原発の電気は安いというのはうそだと思うのだが。しかもこの3千数百億円お金には、新基準に対応するために新たに建てる建物の費用は入っていないという。もちろん、核のゴミの処理費用や事故が起こった時の賠償費用や事故対策費なども原発のコストに入れるつもりははなからないのだろうし。

何としてでも国民に原発は必要だと信じ込ませようとしているときに、9面にはこんな記事も。東北電力が再生エネルギーの受け入れを中止と。今東北では本当にすごいくらい太陽光発電施設が作られている。東北電力管内で太陽光・風力などの総出力は5月末で1149万キロワットということだ。それじゃあ、東北に住んでいる人はどれくらい電気を使っているのかと言ったら、今夏の最大需要実績で1360万キロワットだそうだ。うーん、これはいくら馬鹿なぼくでも必要な電気の8割近くが再生エネルギーから電気を賄えるということを意味しているということだわかるのだが。となると、ぼくが願ってきた原発のない日本はもうほぼ達成してしまっているということではないか。もちろん、原発が必要だと主張している安倍さんをはじめ、電力会社の方々は、自然エネルギーは安定しないし、送電設備に負担がかかるから駄目だ、だから買えない、とおっしゃるんだろうが、原発にお金をかけるのであれば、再生エネルギー技術の向上(その欠点の改善を含めて)にお金をかけた方がよほど良いのでは、と思うのだが。

仙台三越で販売された野生きのこから基準値超えのキノコが出た。野生きのこは東北の人が秋の楽しみにしていたものだ。村井知事が否定しても、放射能は宮城県まで飛来し自然を汚染し続けている。かくも原発は罪深い。金儲けをするにもモラルがある。人としてやってはいけないこともある。江戸時代の日本では「商人道徳」がちゃんとあって、富は徳行の結果だと考えていた。もうかるなら嘘でもなんでもついて原発をやっていいというのは、もう人道に対する犯罪だと言っていい。美しい国土を愛するという愛国心にも一番反すると思う。愛国心を振りかざす人たちからも、原発についての考えを聞いてみたい。

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