UA-92533382-1 復興費の流用: よつば農場便り

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2014年4月 2日 (水)

復興費の流用

復興費の項目に「書籍の電子化」というのがあるらしい。これがどう被災地の復興につながるのか、よくわかりにくいのだが、地元紙の河北新報によれば、「書籍の電子化」の中に成人本の電子化というものがあったということだ。ぼくも、成人君子ではないので、成人本そのものに反対しているわけではないが、あまりにもお金の使い方がめちゃくちゃではないかと思う。まあ、この手のことがあまりにも多くて、これが日本の日常、普通の在り方ということで、あまり真剣に怒る人もいないようではあるが。

このことについて思うことは、明治以来の中央集権的な予算配分のやり方が、もう機能しておらず崩壊しているということだ。全国から税として中央に金を集めて、それを中央官僚の差配で全国に配分する。中央官僚は、地方の実場は知らないので、地方の実情に合わないことでも押し付けてくるし、地方の方でも中央からもらった予算を使い切らないと、翌年はもらえなくなるので、どんな馬鹿げたことでも全部使い切ろうとする。そもそも、昔地方を支配していた封建大名だって、領内の飢饉などの緊急に備えて、使い切らないで大事に使っていざというときのためにとっておこうとしたものだ。

今の予算の配り方で体制が出来上がってしまい、この体制のおかげで利得を得る人も多い。もちろん中央官僚とそれにぶら下がる政治家たちだ。だが、いずれこんなバカなお金の配り方がこれからずーと続くとは思わない。それに、税の使われ方についてさすがに多くの人が不信感を持っているだろう。消費税の増税分が、全部、福祉に使われるという甘言通りだと思っている人はほとんどいないだろう。もう一旦、今あるものが崩壊し、ゼロからやり直すことがよほど建設的だと思う。

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