UA-92533382-1 利休にたずねよ: よつば農場便り

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2013年12月14日 (土)

利休にたずねよ

市川海老蔵さんのファンなので、映画「利休にたずねよ」を見てきた。ぼくは、役者さんはうまければいいと思っているので、海老蔵さんが六本木でいくら暴れていようとそういうことには関心がない。以前、団十郎さんの弁慶、海老蔵さんの富樫で「勧進帳」を見たけど、海老蔵さんの富樫、とてもよかった。坊主頭のところにも親しみを感じる。(坊主頭ファッションは、ぼくの方が先輩だが)

さて、映画「利休にたずねよ」だが、利休の茶室がなぜ、3畳くらいとあれほど小さいのか、躙り口(にじりぐち)からはって入らないといけないのか、その秘密がこの映画で解き明かされる。もちろん、これは原作者の仮説なのだろうが。

そして、ここで描かれているのは、日本と朝鮮半島との交流だ。茶道では、朝鮮半島の焼き物などが珍重されたのは事実である。当時の朝鮮半島・琉球・堺などの関係が反映されている。

この映画、自民党の安倍さんや石破さんが見たら、気に食わないだろうな。朝鮮との交流やかかわりが利休の美意識に大いに関係しているという筋書きだからだ。仮想敵国を作り、不満を外に向けることで、国内政治を取りまとめていくというのが、ナチス以来の伝統的手法なので、中国・朝鮮半島の国家とは敵対するというのが、安倍さんたちの方針のようだ。川崎の朝鮮学校への補助金もついに打ち切られてしまった。政治とは関係ないところで、民間交流や芸術表現の自由は守られ行われなければいけないが、そういう自由も意を決して守らなければ消されてしまうということは忘れてならないと思う。

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