« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月31日 (水)

哲学の道

京都の昼間は暑い。夜も蒸し暑い。お寺や神社がたくさんあり、素敵な街だとは思うが、こう暑いと、やはり住むのは北の方が暮らしやすいのかなと思う。午前中は受験勉強に励んで、午後からお寺参りをする。

銀閣寺に来たのは30年ぶりくらいだろうか。

P7311196_640x480_8


落ち着いた建物と見事な庭、そして山に囲まれた静かな環境は感動する。銀閣寺から哲学の道を歩く。疏水のほとりを歩く物静かな道だ。

P7311198_640x480


水は澄んでいて、魚が涼しそうに泳いでいるのが見える。この暑さなのでうらやましい。哲学の道の終点に南禅寺がある。大きな禅寺だ。庭も素晴らしい。そして、唐門が豪壮だ。唐門は、上まで登ることができる。上まで来ると、さすがに涼しい風が吹いている。周りは緑豊かな山だ。

P7311203_640x480

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月30日 (火)

清水寺のにぎわい

京都の「ゴーゴーわくわくキャンプ」に参加するために、子供を送って京都までやって来た。キャンプに参加する前に、子供と一緒に数日京都観光をする。京都でおそらく一番人気のある観光地清水寺にやって来た。外国人観光客も大勢いる。レンタルして着物姿で観光している日本人も多い。話している言葉を聞いて判断すると、中国人、韓国人、フランス人など世界のさまざまな国から来ている。われわれ仏教徒がお参りをするところで、ポーズをとって写真を撮りまくっているのはどうかとも思うが、平和な光景である。

観光というのは。平和な産業だ。平和がないと成り立たないし、平和を促進する。安心して暮らせるところに観光は栄える。そう考えると、京都は福井の原発から距離で100キロもないことが頭に浮かぶ。原発が存在すれば、すべてが幻と同じように、不安定なものの上にのっかているという風に感じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月27日 (土)

梅雨明け

東北は、まだ梅雨明けしていません。おかげで、日中も気温30度を上回ることもなく、夜などは涼しく眠れてありがたいものです。だが、かなり強い雨も降り、雨が降っていない時でも天気はすっきりせず。湿度が100パーセント近いので、部屋の中の湿気や洗濯物が乾きにくく困っています。

このような中、福島原発の3号機は、もしかしたら再臨界しているかもしれないという状況で、環境中の放射線量が高くなっているという情報もあります。汚染水は、やはり海に大量に漏れ出してしまい、さすがの東電もそれを認めずにはいられない状況です。ぼくだけでなく、おそらく多くの人が望むのは、自分の住みなれたところに安心して住みけられることといった、そういうごく当たり前、まっとうな願いなのですが、そういうことが何とも贅沢な手の届かない願いになってしまうのでしょうか。多数決原理の世の中では、ぼくの願いが聞き届けられるすべはありませんが、できることといえば、小さな声を集めて大きくしていくことでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月24日 (水)

選挙結果

参院選は、自民党・公明党が圧勝だった。なぜ、彼らがあんなに強いのか、その組織力など、素直に見習うべきことは見習うべきだと思う。

自民党、公明党以外の野党や、反原発など主張がまったくすくい取られなかった人たちは、雌伏の時を過ごすわけだが、この雌伏の時の過ごし方が大事だと思う。安倍さんの自民党も、雌伏の時の過ごし方で、今回の大勝利につながったわけだから。(原発事故を菅さんのせいにして、津波対策を怠ったことを故吉田さん一人のせいにするなど)

雌伏の時と言っても、議員さんというの落選してしまえば、失業で、そこが大変だと思うし、政治そのもの課題だと思う。だが、政治というのはそういう報酬をもらってプロとしてやるという考えも再考すべきだろう。実際、北欧などの地方議員はボランティアというところもある。いつでも常に、地域には政治的な課題やそのほかもろもろがあるのだから、常に人が気軽に集まり出入りてきて、政治的な情報が発信されていて、政治だけでなく経済的な問題や様々な問題にも取り組んでいるプラットフォームがあるべきだと思う。そういうプラットフォームにかかわり、その中で報酬も得られて、選挙があればプラットフォームから出馬できるようなものがあれば、政治が途切れないと思う。こういうふうに政治をとぎらせないことが、大事だと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月21日 (日)

参院選

日曜日は朝からずっと仕事があるので、事前投票を済ましておいた。投票所は結構人がいて賑わっていた印象を受けた。投票率が上がってくれることを祈るが、本番の日曜日はみんな選挙に行ってくれるのだろうか。昼間、仙台の街中を通ったら、テレビ局のイベントがあり、たくさんの人出。この人たち選挙に行ってくれるのか?テレビタレントさんに会うよりも大事なことがあるのだが。

ぼくは、次のことを考えて投票先を決めた。

・憲法…古くなって時代に合わなくなったから変えようというのは一理あるとは思うが、変えようと主張している人たちが、信頼できない。杞憂であってほしいが、改憲派の人たちは、自分の都合の悪い言論を封じ込めるために、基本的人権を制限して「軍法会議」で被告人に弁解の余地を与えず処罰したいのではないだろうか。また、改憲派の人たちは戦争をやりたがっているようだが、戦前の日本の軍部と同じで、合理的な作戦を建てられる人たちとも思えない。関東軍は、鉛筆を転がして作戦を決めたそうだし、沖縄戦も、その前の南方での海戦も、あまりにも見通しがなさすぎる。改憲派の人たちが、戦前の指導者よりも見通しが立つ人たちとも思えない。彼らが指揮を執る戦争で、また国民が犠牲になるのはごめんだ。

・原発…原発は、一部の政治家・官僚・企業が永遠に儲かる仕組みで、立地してしまった自治体は、もう補助金のうまみから抜け出せなくなってしまう。事故を起こさなくても、ひどいやり方で地元の土地を買収し、温排水を流して地元の海を汚染し続ける。まして、事故が起きればもっと悲惨だ。農業・漁業は出来なくなる。ぼくは原発なんて欲しいとは思わない。

・雇用政策…雇用の流動性を高めることが、労働者の働き口を多く与えるので、労働者にとってはいい政策だ、と考えるのは間違っていると思う。過去、日雇労働が許される分野を増やしてきたことで、日本社会の格差は結局大きくなって、労働者の生活水準は上がっていない。期間限定正社員制度を作れば、若者も働く場所がたくさんできていいというが、ぼくはそうは思わない。ますます、若者の雇用は不安定になり、生活が悲惨になり、結婚どころでなくなるのではないか。若い人ほど、雇用状況は悲惨だ。正社員にはめったになれない。大学生の就職活動で、30社40社落ちつづけて、パート、アルバイトというのが今の若者が置かれている状況に見える。引きこもりたくなるのも分かる。若者に希望を与えないようでは、日本の未来に希望も見えない。

・女性の参加…日本は女性の社会参加が少なすぎる。世の中男と女が半々いるのだから、例えば政治や意思決定の世界でも半々いていいはずだ。男女の平等の社会参加を当然として、後押しし、かつ自分たちでも実行している党を応援する。

さて、自分が世の中の標準からすれば、ごくごく少数派だということはわかっている。何を言っても変わらないとは思っているが、あきらめ悪く、選挙には必ず行くことにしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月18日 (木)

安全思想

フリージャーナリストの方が、東芝で原発を設計していた後藤さんの講演会の文字起こしなどをしてくれて、配信してくれている。そういう無償の努力は本当にありがたい。と同時に、市民はジャーナリストを支える何らかの仕組みも作っていかなければならないと思う。インターネット情報は玉石混交だが、うまく育てていけば、違った時代になるなかなとも思う。

さて、今まで理系は苦手ということで技術のことは分からないと遠ざけていた文系人間の自分にも、原発事故の責任はあると思っている。原発の設計者の後藤さんが、原発事故後積極的に発信していってくれているのはありがたい。理系も文系もお互いに理解しあって、よい方向に技術を発展させていきたいものだ。原発メーカー東芝、日立、三菱の現役エンジニアさんたち、そして電力会社、国交省の技術職の人たちも、外に向かって本音で発言してもらえないだろうか。彼らの本音を聞いてみたい。

さて、後藤さんのお話から啓発を受けた点を記す。技術の安全思想には「フェールセーフ」という発想がある。もし、なにか事故が起こったら自然に機械が停止するように設計しておくという発想だ。(この話を聞いて、我が家ではいまだに「マニュアル車」にこだわっているのが、「安全思想」だったことが分かり、よかった。「マニュアル車」は、運転が下手な人が緊急時にパニックになって発進しようとすれば、自然にエンストが起きて、周りの人をひくことはない。ところが「オートマ車」では、パニックになり、ブレーキとアクセルを踏み間違い、人をひいたり、立体駐車場から転落する事故になる)

事故時やパニック時に、人間が積極的に何かを行って安全を確保し、正常な状態に戻るようにするのは、平常時の訓練であればうまくいくが、緊急時にそれがうまくいくという保証はない。だが、原発というのは「フェールセーフ」の思想では設計されていないということだ。事故時の対応では、作業員が圧力弁を開くとか、ベントで圧を逃すということになっているが、それはパニックになった運転手がオートマ車を運転するようなものだ。

今まで、こんな「フェールセーフ」という思想を知らなかった自分も恥ずかしいが、原発新基準というのも、けっきょく根本的な安全思想とか哲学が変わっていなければ、原発再開後に、また福島と同じ事故が起きるということだ。理系やエンジニアの人たちも、今度は文系に歩み寄ってもらい「思想」「哲学」について、語り合い、わかりあってほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月16日 (火)

香港のヤンさん

角田に住んでいたときは、外国からのホームステイを受け入れて、一緒に農作業や山仕事をしていた。仙台に引っ越してからは、一緒にする仕事もないので、受け入れはやめている。でも、いぜん受け入れたことがある香港のヤンさんが、休暇で日本に遊びに来て、我が家に泊まっていった。

彼女は日本通である。すしも食べるし、納豆も好きだそうである。震災後も毎年日本に旅行してくれている。原発事故は怖くないかと聞いたら、怖くないから、日本に来るのもだいじょうだということだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月10日 (水)

東電、吉田所長

福島第一原発の事故当時の所長、吉田さんががんで亡くなった。がんは様々な要因でなる病気だから、原発の影響は分からない、というか、原発推進派、再開派は放射能の影響を認めようとはしないだろう。遺族の方も、「労災」を申請したり訴えたりはしないだろうが、彼の死を無駄にしないためにも、問題提起してほしいとは思う。

ただ、吉田さんが生きていたら、ぜひ本音を聞いてみたいと思う。官僚的答弁ではなく、個人としての本音を。特に、事故を起こした自分の会社が、新潟で原発を再開することに関してだ。

新たな基準ができて、それで合格すれば、その原発は安全ということで、これから原発が次々と再開されようとしている。ただ、その新基準というのは、ぼくのような反対派から見れば、いざとなった時に、消防車が来れるような対策をしましたというようなレベルであって、安全に対する哲学とか、そもそもそのような危険があるものを社会全体で許容できるかどうかという根本は、置き去りにされている。

そして、もし、再び原発で事故が起こった時、吉田さんが体験したようなパニック状態の中で、人が本当に正常に作動できるのか、消防車のホースをつなげるのか、恐怖に打ち勝って現場に踏みとどまることができるのか、ということを吉田さん個人の本音としてぜひ聞いてみたかった。

福島原発の事故はまだ終息していない。4号機のプールは倒壊する危険があるし、とけ落ちた燃料はどこにあるかわからず、水蒸気爆発を起こす危険もある。何かあれば、いつでも逃げだせるように、今の生活や住んでいるところになるべく執着しないようにと心がけている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 8日 (月)

貧困大国アメリカ

新聞に新書発刊の広告を見ると、あーあれ読んでみたいと思ってわくわくする。ぼくは、アナログ人間なので、いぜん紙の本の方が好きだ。新聞に出る出版社の広告を眺めているだけでも、どんな内容の本かなと想像して楽しい。先日、堤未果さんの「貧困大国アメリカ」の第3弾、そして最終シリーズの広告が載っていた。

ぼくは、第1弾を読ませてもらって、いろいろ興味深い事実を知った。市場万能自由主義、1パーセントの者が先に豊かになれば、おこぼれが貧しいものや地方のものにも広がっていくという「トリクルダウン」の考えに基づいて運用される社会とは、こうなってしまうのかと、アメリカ社会に日本の未来の姿を重ね合わせた。

とりわけ興味深かったのは、軍隊の新兵リクルートの話だ。アメリカの軍隊だと、まさに戦地に赴くなんてことがある。普通は、なりたい職業ではない。ではどうやって新兵を補充するのか?貧困家庭の子弟を、軍役を果たしたら、奨学金がもらえて、あとで大学に進学できるよ、などと甘い言葉でさそうということだ。

これはまさに近い未来の日本の姿だと思った。日本社会の相対的貧困率は、アメリカに次いで2位、子供の貧困率も先進国では上位5位以内に入る。日本は先進国で、貧しい国を援助する立場にあるなんて思っていたら、いつの間にかこんなに社会が劣化しているのだ。今度、安倍さんが国防軍を作れば、まず政治家の子弟など、誰も軍隊に入る人などいないだろう。だが、格差があり、貧しい社会であればあるほど、新兵のリクルートは容易なのだ。

堤未果さんの「貧困大国アメリカ」の第3弾、ぜひ読んでみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 6日 (土)

嫌韓『ヘイトスピーチ』激化

新聞報道によると、6月16日に、韓国料理の店などが並ぶ新観光名所である東京の新大久保で「殺せ」「叩き出せ」などと叫ぶ「在日特権を許さない市民の会」のデモがあり、ヘイトスピーチや人種差別に反対する団体と乱闘騒ぎになり逮捕者も出たという。

自分が社会や自分自身に持っている不満を、在日外国人に対してぶつけても、何の解決にもならず、「強い国を作る」という政治家の言葉にひかれて「殺せ」なんて叫んでみたって、本当に強い自分になれるわけではない。だが、そういう不満を抱えている人が、「在日外国人がいるから自分たちが浮かばれない」「自分たちが苦労しているのに、生活保護者は、何もしないで金をもらってる」と、不満をあおる政治家に乗せられるというのは、むかしファシズムが勢力を得た過程に似ているのであり、後から振り返ってみれば、一部の人の過激な行動では済まされない、日本社会の大きな転換点になるのかもしれない。

そういう意味で、ぼくは「ヘイトスピーチ」をする団体が、存在し行動を起こすこと自体が、大事な歴史的転換点だと思い、高校生向けの副教材では、ここ1,2年の日本社会の中の大事な出来事としてとりあげ、若い人たちに知っておいてもらいたかった。「ヘイトスピーチ」のような排外デモは、今の若い人が置かれている余裕のない日本社会の、また別の表れでもあると思う。

副教材の方では、編集部とは意見が合わないことがあった。極力過激さが伝わらないようにぼくも記述したつもりだが、それでも「在日外国人の生徒がこれを見たら悲しく思うので…」ということで、記述を改め、まったく一般論的に、人種差別は国連決議でも禁止されています的なものになってしまった。これでは、まさに自分の国で、人を傷つけ悲しくさせるような言動がされているということに気付かないまま、そんな事実を全く知らないまま、若い人は大人になっていく。

もちろん学校だけが知識や想いを伝える場ではない。むしろ学校は制約が多すぎる。社会の中で、知識や思いを伝えていける場を作っていくことの方が大事だし、現にそういう可能性が開けている社会だということは、前向きに明るくとらえていいのではないかと思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年7月 4日 (木)

フェースブック

ソーシャルメディアの雄ということでフェースブックが登場してもう何年になるだろうか。実名で交流ができるということで、ネット上でも社会上でも大きな変革をもたらすといわれ、そして事実大きな影響を与えているのだと思う。

ぼくはもともとネットの技術に疎く、携帯電話を持ったのも、人からかなり遅れてのことだったので、フェースブックもよく知らない。だが、ある時友達から「友達リクエスト」なるものが来て、それ以来参加しているのだが、自分からは書き込みをせず、でも、他の知っている人の活動が分かり、元気で頑張っているのだなと知れるところはよいと思う。

だが、残念なのは実名で交流するという創始者との思いとは離れて、出会い系詐欺の偽メールが届いたりすることだ。大体、フェースブックに登録するのに審査も何もいらないわけだから、いくらでも偽名や架空の人物で登録できる。可愛い女性の写真で登録して、友達になりましょうと申請して、ここに連絡してくださいと誘導するのはいくらでもできる。こんなバカげた手口でも、「おれおれ詐欺」の被害が何千億円とあるのと同じで、引っかかる人は絶対にいるはずだ。

同窓会をフェースブック上で開設するというのも、よく話題になるが、そうやって人を登録させておいて、今度同窓会の新しいホームページを作りましたと言って、偽のホームページに誘導することもある。よくまあ、いろいろな手口を考えるものだと思う。結局ネットの世界は魑魅魍魎の世界だ。ぼくは、ITには弱いということで、世の中から3歩おくれて進んでいくくらいがちょうどよいだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 1日 (月)

選挙

参院選もあるが、この夏には仙台市長選もある。仙台市長は、ずっと市役所出身者がなっていて、毎回低投票率で、市役所候補の圧勝である。そのあたりの事情を地元紙河北新報が特集記事で連載していたが、そこまで書いてしまって大丈夫か?(市役所関係で購読拒否されたら、痛手だろうが…)というところまで書いていたので興味を持った。

市役所も外郭団体を持っていて、外郭団体は市からからの天下りの指定席だ。そういう団体と、市役所関係者の家族、市役所労組、そして業界団体、宗教団体を固めてしまうと、選挙は圧勝だ。結果が見えているので、ますます市民は投票に行かなくなる、という悪循環だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »