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2013年4月28日 (日)

憲法改正試案

自民党の方から憲法改正案が発表された。インターネット選挙活動が解禁されるにあたって、ニコニコ動画に載せるために、安倍首相が迷彩服を着て戦車に乗り込みご満悦という記事を今朝見かけた。ネットの世界では、安倍さん、麻生さんが何故か人気があるということだ。

さて、蔦屋で古い映画を借りてきて見ることがある。勝新太郎が主演している「兵隊やくざ」というのは、人気作品でシリーズ化された。これを見ていると軍隊のばかばかしさ、不条理さというのがよくわかる。もちろん、そういう不条理に、暴れん坊の勝新が抵抗していくからこそ人気が出た映画なのだろうが。軍隊の不条理というのは、意味のない権威をかさにきた、能力も判断力もない男たちが、意味もなく威張り散らして不条理な命令を出し、それがまったく馬鹿げていると思っても、従わないといけない、ということだ。

本当の意味で愛国心もないくせに、自分を権威としてあがめさせ、自由な反論は封殺して、自分たちだけが都合の良い居心地の良い世界を作る。ある種の人にとっては、そういう世界は理想郷なのだろうし、強烈なノスタルジアを掻き立てるものなのだろう。

ちなみに、妖怪漫画の大家水木しげるさんも、自身、軍隊体験があるので、軍隊のことを漫画で描いている。彼の『コミック 昭和史』(講談社文庫)はお勧めだ。きたるべき世界に備えて、いろいろ学ぶべきことがある。

しかし、先日亡くなった三国連太郎さんは、軍を脱走したそうだが、たいしたものだ。あの時代、あの思想統制の時代に、よくそういうことができたものだ。感心する。

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2013年4月25日 (木)

岡山 / 東京

震災後、岡山で暮らしている友人が仙台に一時帰ってきたので会った。元気そうで何より。岡山には結構避難して行っている人が多いという。岡山は、災害が少ない県ということで特色がある。確かに、そうだと思う。地震が起きたということは聞いたことはないし、台風もめったに来ないという。県内に原発はない。(でも、島根が100キロ以内ではある)。冬は晴れた日が多く、でもそのぶん畑の水やりは必要だそうだが、冬も暖かいので野菜が取れ、保存食も東北と違ってあまり作る必要がないそうだ。一度訪れてみたいと思った。

今日は、娘が東京から帰ってくる。修学旅行だ。失態は演じていなかったのだろうか。少し心配であるが、きっと楽しい思い出を作ってくると思う。

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2013年4月21日 (日)

春の雪

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朝起きると、みぞれが降り始めている。子供を起こすのに、雪が降ってるから、起きろというと、嘘だーと言って起きてきて、窓の外を見ると、たちまち真っ白の雪が。

もうそろそろストーブもたかなくて済むかなと思っていたら、冬に戻ったような。

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2013年4月17日 (水)

原発の精神分析

齋藤環さんという精神科医の本を貸してもらい、読んだ。この人は若者や引きこもり支援もしていて、その方面の著作もあり内容がよかったので、、以前、小論文模試を作るときに課題文として使わせてもらったことがある。その齋藤環さんが、原発事故後に、日本人の精神分析をした本『原発依存の精神構造』を出した。

結論から言うと、この本は難しすぎてよくわからなかったが、これだけの原発事故がありながら、原発が大好きな日本人の精神は病んでいるというか、精神分析の対象足りうるというのは、なるほどなと思った。

広島・長崎で核の悲惨さを体験した日本人が、核の平和利用という考えになぜ夢中になってしまったのか、その精神構造が分析されていた。原発を推進してきた読売新聞の正力松太郎氏や中曽根氏の事跡なども紹介されていた。中曽根氏は、広島に原発が投下された時、四国にいて、キノコ雲を見ているそうだ。そして、その時に直ちに、「これからは核の平和利用の時代が来るな」と思ったそうだ。

原発をあくまでも推進するのは、彼らの得ている利権があまりにも大きいからだと思っていたが、精神的な依存なのだというのは、確かに面白い見方ではある。原発を推進する人たちに、反対と叫んでも、彼らもかたくなになるだけだろう。彼らを包摂し、理解すること、遠回りのようだけど、近道かもしれない。彼らが、何にこだわり、何を失いたくないと思っているのか、どういう精神状態・精神構造でいるのか、こういうことを分かったうえで、薄皮をはがしていくように、彼らのこだわりを解きほぐしていく、というのも遠回りのようであるが、近道かもしれない。

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2013年4月15日 (月)

桜満開

昨日の日曜日は暖かく、仙台から南の宮城県では桜が満開となった。大河原の一目千本桜にもたくさんのお客さんが詰めかけ、東北本線も満員だった。

桜の花を、見ることができるというのは感慨がある。2年前の春は、不安な生活の中で桜の花を見る余裕はなかったし、昨年の春は、引っ越しのことで悩んでいてやはり花を眺める余裕はなかった。そして、今年も桜の季節がやって来た。この季節に巡り合えたことに感謝しなければならないし、この季節にしか見ることのできない桜を眺めておかなければという気持ちもあり、だから、今年も桜を見ることができたというので、感慨があるのかもしれない。

昨日は、宮城県南で健康調査をしているグループのお手伝いを少しし、自身も血液検査と甲状腺の検査をしてもらった。そして、そのあとそのグループの方たちと放射能と健康への影響についての勉強会に参加した。

このグループの方たちは自主的に検査を企画し、ボランティアで運営している。本来は行政がやるべきことをやらないから、やっているのだ。こういう人たちがいること自体、日本人や日本社会の底力を見る思いで、力強く感じる。そして、協力してくれる医師をはじめ医療関係者の存在もありがたい。

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2013年4月13日 (土)

福島原発水漏れ事故

原発事故収束からは、ほど遠い福島原発で汚染すいの水漏れ事故が起こっている。放射能で汚染された水が、どんどん環境中に放出されているということだ。地下水脈で、すべての環境はつながっているのだから、早晩、汚染が事故現場以外のほかの地域にもが広がることは大いにありうる。

事故で溶けてしまった核燃料を水で冷やし続けなければならない。かくも、原子力の扱いは厄介なものだ。燃料格納容器に穴が開いているのだから、どんどん水を注入する。そして、どんどん汚染水が出続ける。事故なんて起こらないと決めていたので、そんな汚染水をためる貯水槽などない。にわかに、貯水槽を作ったが、産廃用の水漏れシートを施工したことしかないゼネコンが作ったそうだ。だから、水漏れが起こるのは当たり前。というか、こんな事故が起こり事故の終息と廃炉への道のりは初めてなので、どれも未経験の未知の技術になるのだ。

さて、この件に関して市民ジャーナリストの方からぞっとするような事故の見方を教わった。ありうる話だと思う。

この一連の水漏れ事故で、東電は激しい非難を浴びて、無能呼ばわりされているが、実は、すべて計算して、情報を出してきているのではないかということだ。東電に勤めている人は、官僚になれるくらい、彼らと同等の「有能」な人であろうから、馬鹿扱いさせて世間や原発反対派には溜飲を下げさせているが、実は彼らの狙いは、汚染水の海洋投棄ではないかということだ。

炉心冷却のために大量に出続ける汚染水。これを貯めとくなんて無理だ。今回の水漏れ事故を巧みに利用して、汚染水の海洋への放出やむなし、という世論を誘導し、政府にそれを承認させようというシナリオではないかということだ。その証拠として、読売新聞の社説が、「海洋放出もやむなし」とさっそく書いてきていることをあげている。

海洋投棄は最悪だ。本当に海がダメになる。東北の人たちが、生活の糧とし、そこから得てきた幸をダメにする。原発を作るということが、どういうことを意味するのか、こういうところまで考えてほしい。

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2013年4月11日 (木)

沈黙の春

ガイア理論提唱家のLovelockの著作を引き続き検討している。

彼は、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」に対して、評価が低い。そして、彼の見方が、やはり、現在の環境問題活動家に対する否定的意見を代表するものともなっている。

レイチェル・カーソンは、アメリカ農業の大量の殺虫剤使用を告発し、鳥の大量死を報告した。そして、鳥が鳴かない「沈黙の春」を書いた。彼女のこの本は、多くの人に環境問題へと目を開かせるきっかけとなった20世紀の古典と言ってよい本だ。殺虫剤のDDTはこれにより使用禁止となってしまった。

Lovelock氏は、DDTが禁止になってしまったことのマイナス面を強調する。途上国で、マラリアなどの人命にかかわる病気の蔓延を防ぐ手立てがなくなったこと、そして、農薬の禁止による食糧生産の落ち込み。地球には病気で死んでいく人もたくさんいるし、人口があふれていて、食糧を増産しなければならないのだからDDTは有効な化学物質だ、というのだ。そして、どうせDDTを禁止しなくても、鳥たちは死んでいた。DDTと鳥の死の因果関係は不明だというのだ。

Lovelock氏の名誉のために言っておくが、「どうせ鳥たちは死んでいた」というのは、大規模農業を批判していて、自然に余地を残さない大規模農業こそ、地球の恒常性、つまりガイアを破壊するものだという考え方だ。

ただ、DDT擁護に関しては、氏は自分でも書いていたが、彼はDDT製造会社に勤めていたことがあり、そこの会社の社長が損失を嘆く声を聴いている。

そこで、考えたいことは、そもそも科学は、そしてそれに携わる科学者は客観的なのかということだ。ぼくの考えでは、客観的ではありえないということだ。科学は、自分こそが客観的に真実をとらえることのできる唯一のものだと言って、尊大にふるまっているが、Lovelock氏の例に見るように、科学は客観的であり得ず何らかの主観や、そしてときに利害関係が、混ざりうるということだ。

もし、科学が公平に事実を分析し真実を導く、本当に客観的な学問でありたいと思うのなら、まず科学が本当に客観的でありうるかどうかの、徹底的な自己批判を行い、きちんと学問としての土台ができたうえでのことだろう。それは、ちょうど、カント学の先ず根本として『純粋理性批判』を行ったようにだ。

さて、とりあえずの現実的処方箋であるが、私たちは何を信じればよいのだろう。その基準はこうだ。「その発言や行動をして、その人自身が得になるような人の発言や行動は、すぐに信じない。その発言や行動をしても、自分に何の得にもならないようなことを言っている人ややっている人のことは、まあまあ信じる」。これが、市民の側が、科学者や学者に対するときの行動基準だろうか。

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2013年4月 9日 (火)

強い風でした

昨日は強風が吹き荒れた。船が沈没したり、トラックが横転したりしたということが、地元の新聞で報じられていた。もちろん、農家のビニールハウスなども相当被害が出たことだろう。

地球が温暖化すると、台風や嵐がますます強力に発達するといわれている。自分の経験から言っても、規模の大きい台風や突風が増えているような気がする。こういう不安定な気象条件の中で、食糧生産は安定的にできるのだろうか。私としては不安に思う。

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2013年4月 6日 (土)

Lovelock氏の原発観

ガイア理論の提唱者Lovelock氏は原発推進派だ。彼ほどの著名な科学者の言動なので、その影響力は非常に大きい。日本の推進派の学者たちにも大きな影響を与えているはずと思う。彼の著作を読んだので、彼の考えをぼくなりの整理してみる。これは、日本の推進派の人たちのことを理解するためにも役立つと思う。

まず、Lovelock氏の考えは、放射性物質は自然にも、人間にも良いものだ言うのがそもそも根本にある。放射能漏れの事故現場で人がいなくなったところでは、生態系が素晴らしく保たれているし、生物には害がないとのこと。また彼は、原発から使用済み燃料をもらってきて、自宅の地下か何かのコンクリートで固めた部屋に保管し、使用済み燃料から出る崩壊熱で暖房を取りたいという。もし、そうしても家族の健康には害は出ないという。

日本でも、原発事故後に、放射能は体にいいんだといった学者がいたが、Lovelock氏と共通する考えだ。Lovelock氏は、放射能は自然や生物たちには無害だというが、いま、福島の飯館村の牧場では馬が変死しているということだ。獣医さんたちがきっちり調べて、放射性物質は本当に生物に無害なのか記録を残してほしい。なお、Lovelock氏の名誉のために言うが、彼が原発を推奨している理由は、地球温暖化こそが、地球生命体であるガイアを殺してしまうからという、危機感からだ。人間活動こそが、自然に最悪だということは、ぼくも彼に共感する。

原発推進派の人に共通するのは、チェルノブイリ事故の評価の低さだ。Lovelock氏も、チェルノブイリ事故で死んだ人は、爆発時に駆け付けた消防士など70数人だけだという。また、チェルノブイリ事故で人間の死亡率がどれくらい上がったかということに関しては、例えばヨーロッパでは、人間の平均寿命がほんの数分短くなっただけで、70何歳の寿命が数分短くなっても、なんら恐るるに足りないということだ。

平均寿命の話は、ぼくに統計学のことをまた考えさせた。確かに、科学的には、Lovelock氏の言うとおりだと思う。だが、普通の人の考え方・感じ方とは大きく離れている。素人は、事故や災害の時にパニックになるのだから、Lovelock氏のような科学者の科学的な考え方こそが、素人のパニックを防ぎ、冷静に行動させるというのが、日本の原発推進派にも共通した考えだ。だが、前にも書いたが、素人は科学的・統計的見方はせず、違う風に感じる。自分が病気になれば、100パーセントの確率であり、ならなければ0パーセントの確率だ。原発事故も、統計学者は飛行機事故よりも少ないというが、普通の人にとっては、自分の周りで起きれば100パーセントだし、起きなければ0パーセントなのだ。

どちらが正しいかと争えば、もう決着はつかないだろう。二つの違う発想があり、それを認めてその上に新しい学問領域を作るのが一つの解決法だ。また、科学とは違う政治の分野では、人の気持ちに寄り添う、つまり「共感」から入っていく方法を取るべきだ。現今の、科学的・統計学的発想で、人々にアプローチしていくのでは、普通の人は納得できない。

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2013年4月 3日 (水)

山本二三原画展

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山本二三さんの原画展を子供と一緒に見に行った。アニメ映画の美術監督をしている人で、有名な作品は「もののけ姫」「火垂るの墓」「時をかける少女」など。「もののけ姫」の森の中のきれいな水のシーンはとてもきれいだった。

いま、子供たちは二人とも、絵を描くことに夢中で、だから原画展もじっくり見ていた。夢中になることはいいのだが、絵で身を立てていけるのか?親としてはそれが心配。

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2013年4月 1日 (月)

新年度

昨日まで、青森の弘前に出張。道路の横にはまだ雪が残り、広い田畑も雪で覆われている。何しろ、今年は豪雪で、除雪の予算が足りなかったそう。岩木山も中腹ぐらいまで雪で覆われていた。そして、気温は低く、風が冷たかった。オーバーを着ずに、軽いジャケットで出かけてしまったのは油断だった。

弘前は津軽三味線で有名なところ。市内では、生ライブの居酒屋さんがいくつかある。近くで生演奏と歌を聞けて迫力があったが、お客さんの入りが少なくて、少し心配した。桜の季節になれば観光客も来るのだろうが、春休みは中途半端で観光客が少ない季節なのかもしれない。日本全国の皆さん、津軽はいいところです。津軽弁もとってもいいし。ぜひ、出かけてくださいね。

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