UA-92533382-1 製造物責任: よつば農場便り

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2013年3月14日 (木)

製造物責任

ガス湯沸かし器の会社が、不完全燃焼による死亡事故を起こした自社責任を問われたことがある。最近では、長崎の老人ホームで火事になり死亡事故が起こった件で、加湿器の製造メーカーが責任を認め謝罪した。こんなふうに、メーカーは道義的にも法律的にも、自社製品に対して責任を負う。

だが、唯一事故の責任を問われないメーカーは、原発製造会社だ。日本では原発を作っている大手が3社あるが、法律的には事故については免責になっている。というか、事故の責任など、単なる1メーカーで負えるものでないのが、原発事故であり、日本では原発製造会社の責任を追及する法律はない。

だが、法律的にないといっても、果たして道義的に許されるのだろうか?しかも、この3社は、原発部門で海外展開を積極的にしていく予定で、売上高大幅アップの計画を立てている。

インドで化学工場が爆発し、たくさんの人が被害にあった事故を覚えているだろうか。事故を起こしたアメリカの会社は、事故後さっさと逃げてしまい、地元の人に対する賠償に応じていない。さすがに、インドはこの件に懲りて、海外企業に製造物責任を負わせる法律を導入しようとしているらしい。インドも原発大国を目指していて、原発関連の海外企業が進出を目指しているが、本当に責任を負おうとすれば、企業としてはとても採算が合わないと思うのだが、インド人の命の値段を値切るつもりなのだろうか。

インドのほかにタイやベトナムにも日本の原発の輸出が行われようとしている。ベトナムなどでは、言論の自由がなく、政府が決めた計画に批判が許されないような状況だそうだ。ベトナムの漁民たちは、知らないうちに立ち退かされたり事故の被害にあっても、ろくに保障もされないだろう。

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