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2012年6月30日 (土)

声を上げる

昨晩、首相官邸前には、20万の人が集まり大飯原発の再稼働に反対の意思表示をした。

声を上げること、自分たちの意思を示すこと、それができたというのがこの国では画期的なことだ。

今まで、国民は身を粉にして政治家・官僚の利益のために仕えてきた。本来は、政治家・官僚が身を粉にして国民に仕えるべきであるのに。しかし、いま、国民は、それはおかしんじゃないかと、声を上げ始めた。

原発を動かすのは政治家・官僚・企業などのほんの一部の人たちが莫大な利益を得て、大多数の国民は何ら利益をこうむらないどころか、一度こうやって事故があれば平穏な生活をめちゃくちゃにされる。

これはおかしい、と人々が声を上げ始めた。まず、声を上げなければ何も変わらないのだと気づき始めた。画期的なことだと思う。

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2012年6月28日 (木)

株主総会

いま、全国で株主総会が行われている。地域独占企業の電力会社も各地で株主総会を終えている。東北電力では、女川原発の廃止を株主提案したが、否決された。東北電力にとっては、動かせば動かすほど金になる原発は手放せないということだ。たとえ、原発事故で地域がめちゃくちゃになったとしても。

株主提案にこぎつけるまでの、反対派の努力はすごい。株主に連絡を取り、提案に賛成してくれるよう説得し、人数をまとめて東北電力に届けてと、あらゆる角度から原発利益共同体の牙城をくづそうとしている。もちろん、相手は巨大だが、前ほどは強力ではない。否決されたとはいえ、脱原発に賛同する個人株主も増えてきている。

東電の株主総会でも、社長は株主の提案や質問に誠実に答えようとはしなかった。大企業になればなるほど官僚体質で、官僚体質とはつまり、誰も起きたことに対して責任を負わない体質だということだ。いま、福島、宮城、岩手では山菜やアユなどの川魚が汚染されていて食べられない。海の魚も徐々に汚染が高まっていて出荷停止になっている。東北の人が楽しみにしている海山野での暮らしを奪っておいても、東電の社長は痛みひとつ感じていないだろう。そもそも、汚染地に暮らしている人の悲しみに想像力を働かせてみることなんて、絶対にしないだろう。人間としての想像力を奪っていくことこそが、官僚主義の本質なのだ。

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2012年6月26日 (火)

いい天気

1週間前に台風が吹き荒れたとは思えないほどいい天気だ。気温がやや低く、朝、晩などは上着がないと肌寒いくらいだ。もしこのまま寒くなれば、米の出来についても心配だが、東北では夏場クーラーを使わなくて済むのであれば、ありがたい。電気は使いたくない。関西の人たちは暑くて大変だろうが、「原発がなければ、電気が足りない」という脅しに負けずに、原発から電気を買わない仕組みを少しずつでも作っていこう。

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2012年6月22日 (金)

ピラミッドのことを考えよう

今年の春の北海道大学の英語の試験では、「日本のハチが少なくなっていること」「原発の問題点」の長文が取り上げられていた。両方とも、環境問題にかかわる(そして地球規模の大問題につながる)とてもいいトピックだ。「原発」の英文で心に残ったこと。

原発からは、とんでもない毒物である核のゴミが出る。推進派は「リサイクル」するなんて、夢物語を言っているが、処理して出てきたゴミは、人が近寄ると20秒で死ぬほど、ものすごい放射線を放っている。それを地中深く埋めて100万年管理しなくてはいけない。100万年後、この地球にいる生命体に向かって「ここに、猛毒が埋まっています。掘り起こさないでください」というメッセージを書いて。

ピラミッドのことを考えてみて。たかが3000年前の構築物でも、文明が変わってしまい、彼らの残したメッセージは完全には分からない。彼らは必死になって「ここは神聖な場所だから、開けないで」とメッセージを送っているかもしれない。でも、現人類は、好奇心に駆られて一生懸命発掘しようとしているのだ。

いま、原発を推進しているこの地球上の文明が果たして3000年後にもあるのだろうか。その時、誕生している新しい知的生命体に、ここはほっくりかえしちゃダメ、というメッセージは伝わるのだろうか。まして100万年後の、まだ見ぬ文明の担い手に?

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2012年6月21日 (木)

台風

仙台では、台風は夜中に通過してしまい、こちらは寝ていて全く気付かなかったが、夜中の1時、2時頃は相当風雨が強まったということだ。6月に台風なんて、温暖化緒影響なのか、この国の歳時記はこれからどうなってしまうのだろう。

朝起きるとあっけないほどの静かな天気であったが、交通機関等は止まっていたので、公立学校なども休みになったところも多かった。

新しく引っ越した家からは、広瀬川が見える。サイレンがけたましく鳴ったと思うと、水位上昇に関しての注意を呼びかける防災無線が流れた。上流の大倉ダムで放水を始めるとのことだった。川は、泥水がごうごう流れていて、普段の穏やかの表情とは違う、むき出しの荒々しさがあった。子供に、絶対に川に近づかないようにと言って、学校へ送り出した。

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2012年6月19日 (火)

ETV

NHKの教育テレビ(ETV)で、日曜日の夜、核燃サイクルと再処理のことを取り上げていた。官僚たちが50年近く、核燃サイクルを推し進めてきたことを取り上げたものだ。推進の中心となった科学技術庁の引退した官僚などがインタビューに答えていた。

原発推進の、もとには核兵器開発がある。官僚は最初核武装を検討し、大学教授などを集めて秘密の勉強会を開いていた。

『核燃料サイクル』は夢の技術だと言って、取りつかれた官僚たちがどんどん推進していく。だが、技術的にもうまくいかず、高速増殖炉は事故を繰り返し、費用だけは膨大に膨らんでいく。原発から出る核のゴミは、どうも厄介者だということが分かってきて、どうにかしなくちゃならないということになるが、解決のめどは立たない。

科学技術庁を中心にして、電力会社などと会議を重ね、その会議のテープが残っていて、放送されたが、「僕はもう歳だから、あとは若い人に任すよ、あははつ…」というような感じで、全然深刻さが感じられない。

官僚になると、まったく「しもじも」のことが見えなくなるのだと改めて分かった。いま、福島や東北の人がどういう気持ちでいるのか、下にいる人間の気持ちが官僚にはわからないのだ。下から上に向かって世の中を眺めることは出来るが、上からは上しか世の中が見えないのだ言うことを、この放送から知った。

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2012年6月17日 (日)

トマト

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昨日までは、マフラーがいるくらい肌寒かった仙台。今日は一転して蒸し暑くてもやもやしている。雨は降ってこないが、どんよりとした雲が空にかかり、時折太陽の光であたりが明るくなる。

明子さんが植えた庭のトマトの一段目に花がついた。トマトは、蒸し暑い気候が苦手で、露地で栽培するのが難しい。実がつくまで大丈夫だろうか。

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2012年6月15日 (金)

水俣病

水俣病患者に寄り添ってきた原田医師が亡くなった。先日の河北新報に載っていたが、原田医師はそれまで医学界では否定されてきた「胎児性水俣病」を発見した人だ。医学会(国や企業の意向を受けてのことだろうが)は、それまで、水銀は母親の胎盤を通さない、だから赤ちゃんが水俣病になることはないと、病気を認めない方針だった。ところが、地元で診察する原田医師は、母親の言葉を聞き(「私はたくさん魚を食べたから、だからこの子が病気になった」)、母親の直観は正しいと信じたのだ。

水俣病の全体的な構図と福島の原発事故は似ている。いま、山下教授が率いる福島県立医大が、健康調査の結果を公表していて、健康被害はないとしきりに宣伝している。そもそも、原発事故直後に弘前大医学部が、健康調査に入った時、福島県はやめさせている。事実を調べないようにすること、それを含めて水俣病と福島原発の構図は似ている。

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2012年6月13日 (水)

大飯原発再稼働

大飯原発の再稼働へ向けて安全対策を福井県知事が承認した。始めから「原発をやる」という結論があって、それへ向けてただ表面的な手順を踏んでいるだけの茶番だ。原発の「安全」は保障されたわけではないし、福島原発事故以前の原発政策から全く進化がないことを示しただけだ。

大飯原発の安全対策とは何か?

地震・大津波⇒来ないことになっている。想定しなくてもよい。

炉心溶融⇒原発は安全なのだからありえない。考えなくてもよい。

活断層⇒原発に反対する学者の意見は聞かなくてもよい。

以上が、大飯原発で施した安全対策だ。

本当に100パーセント安全だということを確認して再稼働をするのであれば、5年とか10年かけて、原発の直下に活断層がないかどうかなどを調査したうえで、安全宣言をするべきではないか。1000年前2000年前に大津波が来ていないかどうか、内陸部の調査を10年、20年かけて徹底的にやるべきではないだろうか。

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2012年6月11日 (月)

梅雨の晴れ間でしょうか

貴重な梅雨の晴れ間らしい。湿度がなく、透明な青空がどこまでも広がっていて、光がまぶしい。愛宕山の緑も目につややかで、広瀬川河岸の緑も滴り落ちるように美しい。

明子さんが、おはぎを作った。ココナッツをかけたエスニック風だ。カフェにも出せるのではないだろうか。

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2012年6月 9日 (土)

原発再稼働

野田首相が、原発の再稼働を判断した。理由は「国民の生活を守るため」ということだそうだ。「守る」とは何を「守る」のだろうか、自分たちグループの利権だろうか。

今、大多数の国民はその利権グループには入れていないし、関係ないところで暮らしている。特に、若い世代では正規労働者で働ける人も少なく、国民全体でも非正規労働者の割合が高まっている。そういう状況では、ある特定のグループだけが儲かる利権など、国民にとってはいい迷惑だし、やがてその利権体制に対する不満から、自然発生的に「素人の乱」が日本各地で始まるはずだ。

自分たちだけの利権を守り、処理の仕方も分からない核のゴミは、若者たちやこれから生まれてくる未来の世代に押し付ける。野田首相たち推進派には責任感という気持ちはないのだろうか。

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2012年6月 7日 (木)

再処理路線

国の原子力委員会で、核燃料廃棄物の全面再処理路線を転換すると言い出した。これまでの全量再処理から、「再処理」プラス「地中埋め立て処分」がわりにあうと言い出しているのだ。原発推進の国が言っていることなので、注意深く監視しなければならないが、全面再処理の旗を降ろしたのはとりあえず一歩前進だ。もちろん、利権の仕組みは温存されるといった、根回しはしているのだろうが。

青森県の知事は、国の方針転換に反対している。青森は全面再処理に頼って未来を生きていく方針にしていて、それを前提に経済・利権が成り立っている。もし、全面再処理をやめられてしまえば「2階に上ってはしごを外された」ようなものだ。

福井県の大飯原発もそうだ。原発をやめるのであれば、その地域がどうやって生きていけるかを考えなければならない。過疎、人口流失などの問題を抱えるところが、原発という魔物に狙われ魅入られれしまうのだ。

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2012年6月 3日 (日)

二日酔い

土曜の夜、角田の青年部で送別会を開いてくれたので船岡駅近くの居酒屋に行ってきた。青年部活動では、小学生の田植指導や東京の子供たちの農村受け入れなどの活動をお手伝いさせてもらった。原発事故以降は、東京の子供たちが角田に来ることも見送りになってしまっている。そういう状況の青年部を、自分だけ仙台に引っ越し、抜けてしまったのは、多少後ろめたい気もある。

ひさしぶりに皆と会い、つい酒を過ごしてしまい、今朝起きると気持ち悪くなり散々だった。これから6月いっぱいは、教材の改定や模擬試験執筆、講座の資料つくりと忙しく、休日も家で仕事をしなければいけないが、二日酔いのせいで貴重な時間がつぶれてしまった。夕方には少し食欲を回復したので、すっきりした頭で、また明日から頑張ることにして、今日はサッカーを見て寝よう。

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2012年6月 1日 (金)

衣替え

時間がたつのは早い。今日、カレンダーがまた一枚めくられた。

仕事場に来て、警備員さんの服装を見ると、変わっている。そうか、今日から衣替えだったのだ。

中学生の娘に声をかけるのを忘れていた。新しい学校はセーラー服なので、衣替えがある。昨日のままの服を着ていたはず。

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