六ヶ所村報告会
六ヶ所村のチューリップ農家菊川さんのところでスタッフとして働いてきた木村さんに、来てもらい、報告会をしてもらった。原発や再処理工場などの問題に関心がある人たちが我が家に集まってくれた。
今日本中でがんになる人が増えているのは、原子力発電所やその関連施設から出る放射能とは無関係ではないと私は思っている。しかし、その科学的な因果関係を私には証明できない。証明できなないから、国や推進派は原子力事業をどんどん推し進めていく。
しかし、証明できないからといって、事実が存在しなくなるわけではない。放射能の影響は目に見えるような公害とは違って自分が直接の被害者になることを想像しにくい。しかし、その影響からは誰も逃れることはできない。
原子力関連施設は過疎の町が狙われて作られる。地元に対する経済効果が大きく、だから、地元も歓迎するということだが、六ヶ所の施設で働く2000人のうち、地元雇用は180人くらいだそうだ。工事関連の業者も一時は儲かるのだろうが、結局大きな工事は東京本社のゼネコンや大企業に取られているに違いなく、永続的に地元が繁栄する道とも思えない。
恵まれた自然を生かし、自給を中心に地域にあるものを生かしていくこと、それを六ヶ所だけでなく、全国の地方に住むそれぞれの者がやっていかなければならないと思う。今日の会合には地元の農家の青年も来てくれた。農のある暮らしをもとに地元で生きたいと思う人が生きていけるふうにしなくてはならないと思う。
木村さんの話では、六ヶ所の農家の菊川さんのところには、全国から若い人たちがスタッフなどの手伝いに来るそうだ。旅をして自分探しの途中でやってくる若者も多いということだが、その人たちが「これからは農業だ」というのだそうだ。若い人たちの中には本能的に気づいている人たちも多いのではないかと心強く思った。
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