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2008年5月29日 (木)

山の整備

冷たい雨の降る中を、森林整備のボランティアさんが、わが山にお手伝いに来てくれた。このところ、農作業が忙しく、山の整備にまで手がまわらず気になってはいたのだ。

手伝っていただいたおかげで、切って積んでおいた竹を山からおろすことができ、また少し山がきれいになった。それに、家のまわりの薪も増えたので、心理的にも安堵感を得る。

今日は、雨も降っていることもあり肌寒い。久しぶりに薪ストーブに火を入れた。やはり、薪ストーブは体も心もほっとする。薪ストーブはいい、薪ストーブは大好きだ。

うちの薪ストーブは北欧製だが、北欧の人たちの自然との共存を目指して生きていこうとする姿勢が伝わるような、丁寧で頑丈なつくりだ。私も、この薪ストーブを、丁寧にいとおしみながら大事に使っていこうと思う。

北欧諸国は、手厚い福祉政策で格差が少なく、それでいて経済も好調を維持している。ある意味で、世界の先端を行く国々だ。格差を放置したり、弱い立場にいるものたちに対する無関心や冷たさがあまりに強いのではと、昨今の日本の現状に疑問があるので、今なんとなく北欧諸国が気になっているところだ。

もちろん、北欧諸国を手放しで礼賛することは間違っているだろうが、彼らの壮大な人類史的な実験は尊敬に値すると思う。

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2008年5月26日 (月)

田植え体験会の報告

25日(日)の田植え体験会は、前日夜から雨が降り始め、開催が危ぶまれましたが、当日8時ごろから雨がやみ始め、開催時刻の10時には曇りながら雨がやみました。

参加者の皆様も空を見てやきもきしたと思いますが、何とか開催にこぎつけました。

しかし、気温が十分上がらず肌寒いので午前中はニワトリ観察、山歩き、畑の野菜収穫とメニューを変更して始まりました。

自然好きの子どもさんたちが多かったおかげで、我が家の回りの山や畑は、宝物でいっぱいだったようです。子供たちは、かえるやカナヘビ、虫たちを捕まえて喜んでくれていました。

山に登ると、孟宗竹ではない別の種類のたけのこが出始めていて、収穫をし、自分達のお土産にすることができました。

Hatake 畑でも、レタスを収穫してもらい、お土産にしてもらいました。

畑の虫たちは取ってニワトリのえさにしてるんだよ話をしたら、子供たちがかえるを捕まえてニワトリにえさにし始めました。にわとりたちが、争って食べ始める様子を見ていました。少し残酷かなとも思いましたが、子供たちにはこのような体験も必要かなと思いました。

昼食後は、薄日も差してきて、いよいよ田植え体験の始まりです。

Imgp3305 今回は、良心的徴兵拒否のためボランティアで日本にきているドイツの若者も参加してくれました。伝統的な田植えを体験してみたいとのことでした。ドイツに帰っても、この体験が彼らの心に残ってくれたらなと思います。

田植えは順調に進みました。最後には、田んぼを温泉代わりにしたこんな子も。

Imgp3319 みんなの人気者でした。

天候が心配でしたが、田植え体験会が事故なく無事終わったことホッとしています。田植えをしたら次は田の草取りです。6月の田がどのような様子か、また是非よつば農場へお越しください。

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2008年5月24日 (土)

産直館オープン

Imgp3278

角田市に新しい直売所がオープンした。
この直売所の特徴は、地域の担い手農家が主体的に立ち上げ、運営もし、そして、自分達の農業に対する思いまで表現しようとしているところである。

中心となって立ち上げたのは、角田市の専業農家三浦徹さんだ。三浦さんには、無農薬野菜の宅配「やさい村」に誘ってもらい、お世話になっている。

直売所のオープンまでの苦労話を私は個人的に三浦さんから聞いていた。全国の直売所を見てまわり、計画を立て、経営相談をしにいったところで、散々こき下ろされという様な話などだ。

そんないろいろな苦労があっただろうが、今日無事にオープンとなった。開店と同時にたくさんのお客さんであふれ、レジには長蛇の列ができた。本当によかった。

よつば農場でも、野菜などを出品している。ぜひ、多くの人に、この産直館を訪れて欲しいと願っている。

産直館の住所:宮城県角田市毛萱字舘下11-4
       電話:0224(65)3887

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2008年5月22日 (木)

代かき終了

田植え前の作業として、代かきというのがある。田の土を水と細かくかき混ぜてとろとろにし、田面を平らにするとともに、田植えをするための準備をする作業だ。

午前中から始めたが、田の水が足りず、うまく土と水が混ざらず、いったん作業を中止。近くの沼の水門をわざわざあけてもらい、水が来るのを1時間近く待ち、作業を午後から再開。

田面を均平に慣らすのは意外に難しく、悪戦苦闘しているうちに時間が経ち、平らにできなかったところは裸足で田に入り、手作業でならす。

体中泥にまみれて、体もくたくたになり、代かき終了。機械を借りてやっても、これほど大変だったと実感。米作りはやはり大変なのだということも実感。

沼の水をおろしてもらうのに、区長さんを煩わせてしまった。区長さんが様子を見にきてくれて少し立ち話をしたのだが、区長さんの家では田の作業は委託しているという。

区長さんは、小さい頃から田の仕事をし、田には愛着があるのだが、家の若い人がもう田の仕事をしないという。少し、さびしそうに語っていた。

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2008年5月20日 (火)

台風なみの雨

昨晩から雨が降り始め、今日の午前中は猛烈な風雨だった。日本の南方には台風が発生しているが、その台風とは関係ない低気圧のせいで、この荒れ模様の天気となった。

幸いに、午後からは強い雨と風はおさまってきたが、畑の野菜にどれくらいの被害が出ているかが心配である。明日は、畑の様子を確認しておこう。

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2008年5月15日 (木)

目黒区小学生の田植え

東京の目黒区の緑ヶ丘小学校の5年生が、角田市に田植え体験にやってきた。私は、青年部活動に関係していることもあって、この体験会のお手伝いをしている。小学生が田んぼに来る前にまずは、田の線引きだ。

Imgp3170 東京の小学生と、そして地元角田の北郷小学校の5年生たちが一斉に田に入り手で植える。その段取りをしておくわけだ。

準備をしている間に、地元の小学校では、この体験会の「入校式」をした。「あぶくま農学校」に入校し、自分達が食べているものがどのようにしてできるのかを学んでいくのだ。

Imgp3173

入校式が終わり、学習現場である、田んぼに子供たちが出る。今日は、あさ曇っていて、風が強い。気温も低めで、田に入るのは冷たく感じる。

裸足であぜ道を歩いたこともなければ、田にはいったこともない子供たちばかりで、おっかなびっくりで歩く。

Imgp3187 素足で大地を踏む感覚、これがとても大事だと私は思うのだ。人間は、土から生じるものを食べているのだから土を食べているのと同じで、その土と直接交流することはとても大事ではないかと思うのだ。

田植えの機会がある子供たちは本当によい経験をしたと思う。始めは田に入るのを嫌がっていた子供も多かったが、この体験がよい方向に働いて欲しいと思う。

Imgp3195 植え終わったら、楽しいお昼だ。ようやく、天気も回復し、上着を着ていたら暑いくらいになった。体を動かした後で食べるおにぎりは最高に美味しいだろう。田植えの体験と、おにぎりの味と、そういう思い出が人間を作っていくのだと思う。

一年前に我が家にホームステイしたMちゃんと、再会できたこともうれしかった。ちょっとはにかみやさんのMちゃんは、田植え体験をどう感じてくれたのだろうか。

百姓先生コンパニー

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2008年5月11日 (日)

くろぬり

Imgp3154 30度近い陽気が来たかと思うと、震えるような寒さが来て、この5月は気温変動が激しい。昨日、今日は、また薪ストーブの火を入れた。

5月の連休から、周りの田では次々と田植えが始まっている。私のところでは5月下旬に手植えで植えるのでこの地区では一番作業が遅い。

田から水が漏れないようにするために、くろ塗り(あぜ塗り)の作業をした。田は,水持ちがよいのが一番。水がぬけてしまうと、栄養分も流され、田も温まらない。

だから、くろぬりをして水が漏れないようにする。今、普通の農家では、皆、機械でくろぬりをする。こんな風に昔ながらの手作業で、やる人はめずらしいし、とても体にはこたえる作業である。

このくろぬりの技術は、岩手県でお世話になった農家の人から教わった。人から教わった、昔ながらの技術だから、私は大事にしたいのだ。まんがいち、石油が日本にこなくなっても、米つくりができるようにと、技術を途絶えさせずに身に付けておきたいのだ。

こうして、田植えまでの準備をしているところである。

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2008年5月 8日 (木)

田と向き合う

機械化された稲作の仕事だが、私のような自給用の米作りを目指す者には、高価な機械を導入しても割が合わない。なるべく機械を使わず人力でできるところは人力でと、体を動かすことにしている。

田に入り体を使って田の仕事をするとき、私は田と向き合うことになる。体には辛い仕事が多く、昔の人がこれを全部人手でこなしたのはさぞかし大変だっただろうと思うのだが、稲を育てる喜びもこの作業を通じて田と向き合うことの中にある。

日本中の人が各自で食べる自給用の田を各自で耕したならなんと楽しいことだろう。空から降る雨、山から流れる水を一滴たりとも無駄にせず田んぼに引いて、決して汚染せず、日本中をうるおしきれいなままで海までかえす。

日本中の人が自分の田んぼと向き合えばそれができる。

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2008年5月 3日 (土)

野菜苗の定植

畑の準備を少しずつやり、夏野菜の苗を定植し始めた。先ずは、トマト、ピーマン、ナスの苗だ。

今まで、トマトは成功したことがない。トマトはじつは栽培が難しい野菜なのだ。トマトの原産地はアンデスの高原地方。乾いた温かい地方がふるさとだから、日本の湿度の高い暑い夏や梅雨は病気にかかりやすい。

そこで、簡単なビニールハウスを建てその下に7本ばかりトマト苗を定植してみた。雨よけ栽培で、病気を防ぎ収穫したいと思っているのだ。

周りの人たちは人手の確保できるこの連休中に一斉に田植えを始めた。我が家では、野菜の準備で忙しい。真夏に、真っ赤なトマトにかぶりつくのが夢だ。

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2008年5月 1日 (木)

夏野菜の準備

このところの暑さで、野菜の苗もどんどん大きくなっている。大きくなりすぎたのもあり、早く本畑に定植しなければならない。

もともと東北は冷涼な気候で、5月を過ぎても遅霜の恐れがある。そこで、霜にやられない程度に遅植えし、かつなるべく早く収穫できるよう早く定植するというところでせめぎあっていて、畑に夏野菜の苗を出すタイミングは難しかった。

畑に苗を植える目安としては、5月のゴールデンウイークを過ぎてというのが大体の目安なのだが、年々温暖化が進んでいるのでもはやいままでの感覚が通用しなくなったという感じだ。

そこで、いつでも夏野菜の苗を定植できるようにと、今、急いで畑の準備をしている。春の野菜や草達が、のび放題になっているので、今日は朝からそれを片付け畑の準備をしていった。

暑さの中で、体を動かし、気持ちはよかったが、水分が欲しくなった。夜になれば、もうふとんが恋しい。

百姓先生コンパニー


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