« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月29日 (火)

田植えの準備

家の回りの水田に水が入り始めた。今日は祝日だったこともあり、田に多くの人が出ていた。早い人はもう代かきを始めている。

田に水が入り始めると、風景が違ってくる。この季節が来ると、心が浮き立つ。また、この好きな季節にめぐり合えたことが嬉しい。

百姓先生コンパニー


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月27日 (日)

野草を食べる体験会の報告

悪天候が予想されていた今日でしたが、予報ははずれお日様が出て、穏やかないい日になりました。春の体験会のメニューは、「野草をいただく」です。

体験会の日には、車で遠方から来ていただけるお客さんもいるので、農場の場所がわかりやすいように、今日は初めて看板を出しました。

Imgp3095 この看板は、山の手入れのお手伝いをいただいている方から作ってもらいました。感謝です。

集合をしてから、早速畑に下りて、食べられる野草をさがしてもらいました。

Imgp3097 普段そこらへんに何気なくはえている野草ですが、実は宝の山なのです。効用などが大変すぐれているものが多いのですが、私たちがそこまでまだ力がなく、利用し切れていないのです。

天気がうらうらとしたこのような日に、私もお客さんとあらためて畑を歩いて、野草と向き合いました。

普段そこらに何気なく生えている草と書きましたが、近頃では、そのようにただ草が生い茂っているような場所も少なくなっているでしょう。その点、我が家の畑は、道のどん詰まりにあって、電柱もない、山に囲まれた風景なかで、安心して草が摘めるところです。

Imgp3101 集めた野草は、セリ、ミツバ、ヨモギ、ふき、ウルイ、カラスノエンドウ、スミレ、カタクリ、タンポポなどです。これらを早速お昼にいただきます。

Imgp3113 ヨモギや、タンポポの花を天ぷらにしました。カラスノエンドウでサラダを作り、スミレの花で飾り付けました。

お昼の後は、カフェ・オリオンのマスターによる紙芝居です。子どもさん達が前でかぶりついてみていました。きっとこの子達の心の栄養になることでしょう。

Imgp3117 お昼休みをとったあとは、よもぎもちをつきました。よもぎもちは、失敗しないように、事前演習を行っていたのですが、しかし、いざ本番で、大人数用のもち米とヨモギで、初めはなかなかうまくもちにならずはらはらしました。しかし、何とか皆で交代でついているうちにまとまってきて、最後は美味しくいただけました。Imgp3122

年々桜の開花も早まっている中で、今年の体験会は、去年よりも開催が遅れてしまいました。したがって、つくしなどはスギナになってしまい、カタクリの花の見ごろも過ぎていました。

しかし、山に入ってふと上を見上げると、山桜の桜色の花びらが咲いていました。気づかずにおわっていたかもしれないものにふと目を留めて味わう感動がありました。

野草との出会いもそうかもしれません。彼らは、初めからそこにいるのですが、私たちがその存在に気づいていないのです。

大事なことに少しでも気づけるように、また、来月も体験会を皆さんと重ねて行きたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月23日 (水)

稲の種まき

水につけておいた種籾を、一晩お風呂に入れて、芽だし処理をした後、育苗箱に種籾まきをした。うまく、発芽がそろうか不安なところがある。

発芽しても、田に植えることができる苗になるまで育てるのには、細心の注意が要る。蒸れやすいし、高温で焼けたり、病気が広まったりしやすい。

野菜苗もそうだが、苗つくりがとても肝心なところなのだが、ここが難しい。苗がなければ植えるものもなく、そうなると食べるものもないわけで、昔なら、死活問題に直結していたわけだ。

苗つくりは、プロの農家の人でも失敗することがある。一月後の、田植えを無事に迎えたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月21日 (月)

ニワトリを飼うことに

生き物を飼えば、家を留守にできないの、農村暮らしでも生き物を飼うことは遠慮していた。ところが、この前、丸森に出かけた時、ニワトリいりませんか、と声をかけられ、このように声をかけられたのも機が熟し、生き物をそろそろ飼いなさいという神様の思し召しだと思った。

以前は、旅行をよくしていて、家を何日もあけることが多かったのだが、近頃では、仕事が忙しくて、どこにも出かけていない。研修生として、専業農家の方を見ていたときは、休みがなくて大変だなと、人事のように思っていたのだが、自分で農業をやってみると、やはり、農業は次から次へと無限にやることがあって、どこかに出かけることも縁遠くなる。

そもそも農業は、生活と重なる部分が多く、休みだからといって、ご飯を食べるのをやめるわけにも、生きる事を休むわけにいかないと同じで、生きてる限り、家の周りの農業仕事は無限にある。

そういうわけで、もうこうなれば、ニワトリも飼うし、ヤギもいりませんかと声をかけられたら、飼うという気になったのである。

先ずは、ニワトリを迎える準備ということで小屋から作り始めたのだが、なかなかどうして、作るのは大変だ。文系の人間はこんな時には役に立たない。建築系の勉強でもしておけばと悔やまれたのだが、これから建築はこつこつ独学して、いつかはニワトリの小屋だけでなく、人間が住む小屋も作ってやろうと考えている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月19日 (土)

桜を散らす雨

大河原の白石川沿いの堤防は人目千本桜と呼ばれる桜の名勝だ。先週あたりが桜の花の盛りだったのだろう。先週、昼間東北本線に乗ったとき、普段はすいている昼間の電車が満員だったので驚いた。桜を見に来たお客さんたちだったのだ。

昨日から、雨が降り続いている。角田の桜もこれですっかり花が散ってしまうだろう。昨日は、最寄の駅に止めていた車に、桜の花びらがたくさん散り掛かっていた。風流な化粧をした車に乗って、帰宅した。

雨は、畑の農作物にとってはよいのだが、過ぎては困る。今年の春は雨が多いのだろうか、たけのこが出てきて、昨日初物をいただいた。去年よりは1週間くらい早いと思う。桜が終わり、新緑と山菜の季節へと移っていく。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月16日 (水)

畑の様子と我が家の食卓

寒さと暖かさが、めまぐるしく入れ替わるこの春の時季に取れる野菜は、あぶら菜科のつぼみが、種類が多くて美味しい。三陸つぼみ菜を今は、多く宅配グループに出荷している。

白菜のつぼみ菜も、白菜以上に癖やアクがなく、美味しい。結球白菜にないあっさりとした味わいで、味噌汁の具や炒め物など何でもよい。ターツァイのつぼみ菜も、ターツァイ以上に癖がなく炒め物などによい。

キャベツも、チンゲン菜もつぼみになったが、食べ切れなくて畑で花が開いてしまった。

春のような気温が低めの時によく育つのが、サラダ菜の類だ。宅配グループには、レタス、からし菜、サラダほうれん草、ルッコラのサラダセットで出荷した。我が家でも毎日食べている。いろんな種類の野菜が入っているサラダは、味を引き立てあって、味に深みが出る。ルッコラの少し癖がある風味が、このサラダの風味を深くしている。我が家では毎日食べている。ひいき目もあるだろうが、うまくて心豊かになれる。

にらも伸びてきた。早速刈って、うちのものが餃子を作ってくれた。

ミツバ・セリも伸びてきて、来週は宅配グループにもどちらかを出荷できそうだ。これらの春の独特の味わいを我が家でも食べてみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月12日 (土)

花のもとにてもの思う

Imgp3081 よもぎの若葉も、一雨ごとに青く伸びてくる。若葉を摘んでよもぎもちを作る。

庭や畑では、春の花が咲き出した。れんぎょう、ボケ、こぶし、そして桜。

小さい頃から私をかわいがってくれたおばさんが亡くなった。亡き人をしのんで、花のもとで、ついたもちをいただく。


百姓先生コンパニー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月11日 (金)

冷たい雨

今日、仙台では、桜の満開宣言が出た。仕事で仙台に行ったのだが、確かに、仙台の桜は満開だった。

私の住む角田市は、仙台よりも南にあるのだが、まだ満開には少し早いような気がする。ヒートアイランド現象のせいか、都市部の桜の開花は郊外よりも早いのだろうか。

桜の花が咲く頃、必ずといっていいほど、あいにくの冷たい雨が降る。雨が降ってなくても、東北では、夜に花見をするのは寒くて結構辛いのだ。

冷たい雨のせいで、満開の桜も、少し冷え冷えとして見えた。畑の仕事も、この雨続きではかどらない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 8日 (火)

春雷

今日の雨を見越して、昨日コールラビの苗を定植しておいた。しばらく雨が降っていなかったので、この雨で野菜たちもぐんと大きくなってくれることだろう。

空の上では、冬の天気と春の天気がけんかしているようだ。上空に寒い冬の大気があったようで、今日通り過ぎた低気圧は急激に発達した。上空で雷がごろごろと鳴り出し、突然強い雨が降り出し、ほんの少しだがヒョウがぱらぱらと落ちてきた。

ヒョウは野菜や果実に大きな被害をもたらすので、少しひやりとしたが、幸いすぐに降りやみ、被害はなかったようである。

庭先ではレンギョウが満開で、ボケの花も赤く咲き出した。桜のつぼみも、遠目からピンクがずいぶんと濃くなった。明日あたらりから、今年の田植えの準備を始める。

百姓先生コンパニー


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 5日 (土)

昨日と今日と

昨日は、近所の農家の、稲の種まきの手伝いに行った。今の稲作は、田植え機械で植えていくのだが、その田植え機械に乗せる育苗箱に、土を入れ、もみをまいていく。それをハウスの中で、発芽させ、苗として育てて、5月の連休ごろから田植えが始まる。

大規模に作付けをしている農家になると、その育苗箱の枚数も、何千枚となる。そうなると、育苗箱に土をいれもみを落としていくのも、ベルトコンベア式の専用機械がある。用意しないといけない床土も何トンという単位だ。機械で1時間に何百枚と種まきはできるのだが、それでもやはり人手は必要だ。

機械が止まらないように、箱を流したり土を補給したり、もみの量を調整したりと、人は多いほどよい。

仕事を手伝い、昼飯をご馳走になって帰ってきた。自分の家で米を作っているだけあって、ぴかぴかのとてもおいしいご飯だった。こんなおいしいご飯を食べられるのは幸せだ。

今日は、隣の丸森町で交流会があり、家族で出かけてきた。丸森は新規就農者の多いところで有名で、新しい人がたくさん来て、地域が活性化している。このような会に行くと新しい人との出会いがあったり、依然どこかで繋がっていた人とまた会うことができたりと、いろいろな刺激を受ける。

農業を頑張っている人に会うと、こっちも頑張らなければという気持ちにされて、嬉しくなる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 2日 (水)

土を食らう

春の野菜の苗つくりをしている。土をふるいにかけて、堆肥やくん炭と混ぜて、苗用のポットに詰めていく。こうやって土をいじっていると、心地よい。楽しい。

土は、人間の目には見えないけれど、生き物達のかたまりだと思う。だから土は、命のかたまりだ。人間は、野菜や肉を食べるのではなくて、本当は土を食べているのだと思う。

以前は、大根や人参の皮をむいて食べていた。ところが、福島のやまなみ農場で、皮をむかない野菜の煮物を食べて、本当の野菜の味はこうだったのかと感動した。

皮をむかない人参などは、本当に皮の間に土が洗いきれなくて少しついている。だから、土を食べるというのは決して比喩表現ではなくて、文字通り、食べるのだ。

本当は、少し泥のついたくらいの野菜を食べた方が、人間の体調もよくなり健康にもいいのだ。人間の体にも、腸内にもたくさんの目に見えない微生物がいる。土に親しい野菜を食べると、その微生物達が、土から栄養をもらって元気になるのだ。食べるだけでなく、手で土をさわっても、足で土を踏んでも、体も人間の体内も元気になるのだ。

野菜つくりは、結局は土を作ることだということを今とても感じている。


百姓先生コンパニー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »