UA-92533382-1 豆腐作り体験会開催: よつば農場便り

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2008年3月16日 (日)

豆腐作り体験会開催

3月のよつば農場の体験会のメニューは豆腐つくりです。冬は2月の味噌作りに続き、日本人にとっては米と同じくらい大事な食材である大豆にこだわって、皆で勉強していきたいと思っていました。

あらためて、豆にはたくさんの品種があります。それぞれの個性を生かした食べ方をするのが、昔からの大事な知恵だと思います。今日は、どのような違いが出るのかを確かめるのも大事なことだと思い、白大豆、秘伝豆(緑)、黒大豆の3種類を用意しました。

豆腐ができるまでの工程です。

Imgp2902 前の日から水につけていた大豆を、ミキサーで細かくします。ここで、丁寧に豆をひいておかないと、おからばかり出て、肝心の豆腐が少なくなってしまいます。

Imgp2903 あらかじめ沸騰させておいた湯に、ミキサーでひいた豆を入れ、こがさいないようにゆっくり煮ていきます。吹きこぼれないように火加減にも注意します。

Imgp2906 煮立ったら、漉し布にいれて絞ります。絞るのはとても手が熱いです。絞って、外に出たのが豆乳で、袋の中に残ったのがおからです。

出来立ての豆乳を参加者の皆さんに少しずつ味わってもらいました。アツアツのおからもつまんで食べてもらいました。

豆本来の甘みが感じられる、本物の味の豆乳です。

実際に豆腐を作ってみないと、この本物の豆乳は味わえません。

Imgp2914 豆乳をさらに加熱し、沸騰寸前にまでして、それからにがりを入れる適温に下がるのを待ってにがりを入れます。このにがりを入れる温度とタイミングを間違えると豆腐は固まりません。

皆さん温度計とにらめっこで慎重ににがりを打っていきます。かき混ぜるしゃもじがやがて抵抗を感じて動きにくくなります。そうなったら、成功です。

Imgp2915 型に流し込み重石をしておくと水がぬけて豆腐になって行きます。この豆腐が出来るのは、科学的に説明すれば、たんぱく質に塩化マグネシウムが反応して凝固するということなのでしょうが、昔の人が化学式も知らないのに、経験的に豆腐を作ることを知っていたのはすごいことだと思います。

Imgp2917 型から抜いて水に放せば完成です。黒豆の豆腐は、ゴマ豆腐のような色で独特の味と香りがありました。

参加者の方からは、大豆を煮る中で豆の香りを感じ、豆乳を飲みおからを食べ豆腐や湯葉を食べ、五感全体を使って、豆腐つくりを体験したという嬉しい感想を戴きました。豆腐を作る過程で、様々な食べられるものが出てきますが、今日はそれも全部味わっていただきました。

よつば農場に来たら、このように五感を開放し、五感全体使って感じていって欲しいのです。豆腐作りはそのような体験にまさにうってつけです。改めて、大豆は偉大な食材だと感じました。

このような偉大な食材と日本人は、ずっとかかわってきて、世界の中では他の民族よりも大豆のことをよくわかっているということについて誇りを持つべきだと思います。

その大豆がいまやほとんど輸入品だということに私は悔しい思いがしますが、国産大豆を作ることについての関心も高まって欲しいと願っています。

百姓先生コンパニー


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