UA-92533382-1 私にできること: よつば農場便り

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2008年3月11日 (火)

私にできること

青森県の六ヶ所村に核燃料再処理施設ができて本格稼動をしようとしている。核物質による環境汚染やがん、白血病患者の増大などの健康に対する被害を考え、私はこの核燃料施設の本格稼動に反対している。

私の知り合いの人の中にも反対運動を積極的に行っている人たちもいて、私ができることはほんの些細なことだが協力できることは協力している。

青森の原子力関連施設の問題も沖縄の基地の問題も、そして地方が抱えている問題の構図は共通なところがあり、その根本的な問題について考え、そこを解決していくこともとても大事だと思う。

問題の根本は、地方には仕事と金がないということで、そこに財布のヒモと決定権を握っている中央に付け込まれるという構図がある。地元の人たちだって、原子力も基地もよくないと内心では思っていても、原子力や基地に依存するように仕向けられてしまい、そこから抜け出せなくなってしまった人たちは地元で推進派や賛成派になる。

問題の根本的な解決には、先ずできる範囲で自給をすることだ。むかし「兵糧攻め」などという、攻城法があったが、自分たちである程度「兵糧」があれば、誰に頭を下げなくてもすむ。

食べ物だけでなく、その地域で作りその地域で使ってしまう、自給的なエネルギー供給法も作り上げておくことだ。エネルギーは現在国家権力と結びついた独占企業が一元的に供給する体制になっている。「皆さんが電気をたくさん使うんだから、原子力がなくて困るのは皆さんですよ」というのが彼らの常套文句だが、それを言わせないためにも、エネルギーの自給方法も真剣に考えないといけない。

そして、その地域で持続的にできる小さな仕事(スモールビジネス)を作り出すことだ。公共事業は一時的に潤うが、これもやはり麻薬のようなもので、一度その味を覚えてしまうとやめられなくなってしまい、やがては地域の一番大事な宝である自然環境などが、失われてしまい、後悔しても後の祭りということになる。

六ヶ所村の核燃料施設が稼動を続ければ、青森の人たちに健康被害が出、特に何の罪のない子供たちが苦しむのを私達は見ることになる。被害は青森県だけでなく、近隣の県とやがて日本全土や世界に広がる。

稼動をやめさせる緊急手段は何か。根本的に問題を解決する手段は何か。個人ができることは何かを考えている。

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