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2007年12月30日 (日)

お正月の準備

Imgp2746 収穫していた黒豆のからをむき、選別して良い物をより分けた。お正月を迎える準備として黒豆を煮るのだ。

幸いに、薪ストーブは毎晩たいているので、黒豆を鍋に入れてストーブにのせておくだけだ。

我が家では夏よりも冬の方がガス代が安い。

明日はいよいよ大晦日、食べるものがあって、家の中が薪ストーブで暖かければ安心して年を越せる。


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2007年12月28日 (金)

もちつき

Imgp2734 お世話になっている専業農家のところで餅つきをした。日本人だから、正月は自分でついた餅を食べる、それが出来てとても満足だ。精神的に豊かな正月を迎えられそうだ。

近頃は、ご飯やもちを食わないと食事をした気にならない。だが、日本人のみながみな私と同じ気持ちではないということはわかっている。

いまや、米の個人的な消費量は落ち込み、台所にまな板や包丁がないところも多いという。それでも生きられるのだし、日本人の嗜好も変わってしまって、いまや大多数の人が大手のY製パンが作るようなふわふわとして口触りがよいものを好んで食べている。

でも、何か違うんじゃないかという思いが消えない。世の中の人が、本物の味を知ってくれたら。本物の味を知る機会や体験をしてくれたら。そうすれば、また農業も地方も変わるだろうにと思う。

私のほうは巨額の宣伝費をかけるわけにはいかないので、地道においしいもの、本物の味を、少しでも多くの人と一緒に楽しく共感していってもらうしかない。


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今年最後の野菜の出荷

Imgp2730 仙台方面に行っている無農薬野菜の最後の出荷のために、春菊と水菜をパックづめした。

今までは、自家用の野菜を中心に作ってきたが、お客さんに出すための野菜作りということで、責任感と緊張感がともなった、今年の野菜作りであった。

自分たちの中では、格段に野菜つくりがうまくなったのだが、それでもお客さんに食べていただく野菜としてはまだまだ技術不足の面が多々あるだろう。

特に野菜がほとんど成長しないこれからの本格的な寒い季節は、品数・数量をそろえることが本当に難しくなる。だが、それだけにやりがいのある挑戦だと思っている。

お客さんのお陰で成長させてもらった1年であった。これからも、私たちの野菜つくりを支えていただきたいし、お客さんの期待に応えるために私たちも頑張れる。

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2007年12月22日 (土)

12月の体験会

農家の冬の仕事は、山仕事や保存食作りです。そこで、本年最後の体験会は、里山の間伐体験とキムチ作りをしました。

先ずは、参加者に畑の様子を見学していただきました。体験会に何回か来ていただいている方には、風景を見てこうして季節の移り変わりを体感してもらいます。

草枯れの中に、青々とした葉を茂らせているのは麦の若葉です。この寒い季節は、霜柱で根を持ち上げられてしまい、そのまま土が乾燥してしまうと根が土中から浮き上がり幼い植物は死んでしまいます。それを防ぐために”麦踏み”をします。

Imgp2681 麦踏みなど見る機会がなくなってしまいました。俳句の季語の中にあるような言葉が、かつては普通の生活の中に見られていたはずです。それをここで体験してもらう、それがこの体験会の意義だと思います。

次に山に入ってもらい間伐をしていただきました。我が家の裏山は、戦後すぐに植えた人工林の杉山です。成長に負けて日陰でひょろひょろと育っている杉を間伐していなかったため、そして、竹が侵入してきたため、裏山は荒れています。

このままでは、材木としてのいい杉は取れないし、治水効果も低くなるし、人間に食べ物を与えてくれる自然の豊かさも失われてきます。田も里山も、人間が自然にかかわることで、より豊かになる環境です。私は、何とか豊かな里山を取り戻したいと思っています。

Imgp2695 参加者の皆様に、杉と竹を間伐してもらい、竹を薪に割ってもらいました。切ったばかりの木から作る薪はすぐには燃やせません。水分が多いからです。そこで作った薪は乾燥させておくわけですが、今作った薪で未来の誰かが暖かい思いをするわけですし、今暖かい思いをしている薪は、過去の誰かがその暖かい思いをしている人のために作ったものです。

山の仕事はこのようにやった仕事が自分には直接返ってこない、長い目で未来を見てする仕事が多いのです。

昔ながら手作業で木を切ってもらい、薪を割るのもなたや斧で割り、山仕事の大変さを実感していただけたのではないかと思いますが、しかし、大変なだけでは長続きはしません。山の仕事のお陰で何か楽しいものがあるということでなければ山の手入れなど誰もしようとしなくなるでしょう。薪を作れば薪ストーブが焚けて、薪ストーブではいろいろ美味しい料理も出来る、というのが私が山仕事をやっている動機のひとつです。

そういうわけで、お昼の献立には、薪ストーブで作るピザを味わっていただきました。

Imgp2703 お昼の後は、キムチ作りをしました。白菜は、仙台に無農薬野菜の宅配をしている”やさい村”の三浦さんのものを使わせてもらいました。

Imgp2708 キムチにはさむ具は各家庭でいろいろ工夫があるのだそうです。漬物はそれぞれの家庭でちがった味があるべきだと思いますし、作り方も少しずつ違い味も少しずつ違うというのでいいのではないかと思います。手作りのものは、作った人が違えばみな味が違ってくる。それが大事なことではないかと思うのです。

キムチを完成し、できたものは参加者の皆様に持ち帰っていただきました。3時のお茶を飲みながら、自己紹介や、今日の体験会で感じたことなどを教えていただき、3時過ぎには解散となりました。

こうして今年最後の体験会も皆様のお陰で無事に終了することが出来ました。勉強不足・力量不足で頼りない受け入れ側ではありますが、参加者の皆様に支えられ1年を通して、季節ごとの農村と農家の昔ながらの自然によりそった暮らしを体験していただきました。参加者の皆様が、体験をきっかけにより深く考えや行動を広げていってくだされば、体験の場を提供することのできた私たちの喜びであります。

来年の体験会のメニューも今年とほとんど同じ内容になります。というのも、自然によりそった暮らしは、その季節季節ごとにやらなければいけないことが毎年同じようにめぐってくるからです。

以前、私にはわからなかったことですが、自然によりそった暮らしはそういった同じことの”くり返し”というのがとても偉大なことなのです。私も、これからは、その大いなる”くり返し”を楽しみに来年以降を暮らしていきたいと考えております。

よつば農場にかかわってくださいました皆様本当にありがとうございました、よいお年をお迎え下さいませ。


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野菜のふとん

Imgp2668 このところ朝の冷え込みが激しい。この寒さから、野菜を守り冬に食べ物を確保する方法がいくつかある。

大根は冬の大事な食べ物だが、大根を抜き取って、まとめて土にいけておくのが、代表的なやり方である。

私の住む角田市は、仙台よりも南にあるので、仙台などに比べたら割と温暖だ。そこで、大根にわらをかけて守る方法を試みることにする。

大根の肩の、土から出た部分が寒さでしみやすい。そこで、わらをかけてふとん代わりに大根を守ってみることにする。正月明けにも大根を食べられるかな。

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2007年12月18日 (火)

山が明るくなった

Imgp2645 畑や田の作業があまりない冬場、以前からやりたいと思っていた、山の手入れを心ゆくまでやっている。

特に、家のすぐ裏まで迫っている山は、下草かりや間伐がずうっと行われておらず、風通しも、日当たりも悪く、これが家の北側がしけって駄目になっている原因なのではないかと思っていたからだ。

ひょろひょろと細い杉は切って、薪にし、杉林の林床に生えている背の低い木を刈っていく。何日か作業を続けたら少し、明るくなり、林床に日が差し込むようになった。だが、作業を終えたのは、裏山のほんの一部で山全体の手入れとなると、作業に終わりは見えない。

間伐したひょろひょろの杉の年輪を数えてみると約40年生だった。私とほぼ同じくらい生きてきたのだ。

山仕事はきつい。手や体の節々が痛む。家に帰り食事をし、ちょっと横になろうと思うと、たちまち眠ってしまった。


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2007年12月16日 (日)

あぶくまの里

Imgp2638 今日は角田市の東根(ひがしね)地区を訪れる機会があったここは阿武隈川の河川敷沿いに広がる地区で、柔らかい土で、ごぼうや山芋などの根菜類でよいものが取れる。

山芋は名産品で、この時期に贈答品として用いられている。

私も何とか、山芋などを作ろうと思うのだが、私の畑は粘土質で、この東根地区の山芋のように、すっと深く土中に伸びるものをつくるのは難しい。

その代わり、うまく作れば、味が濃いのは粘土質の畑で取れたものだという人もいる。

与えられた条件の中で、合うものを見極めながら作っていくことが大切だ。


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2007年12月13日 (木)

種芋の保存

Imgp2584 いもというのはありがたい食べ物だと思う。戦後の食糧難の時にはいもやかぼちゃばかりを食べたと聞くが、食べるものに困った時にほんとに助けてくれるのはいものような食べ物である。

まず、いもは栽培しやすい。そして、稲や小麦や雑穀などと比べると、籾摺りや精白などの手間も要らず、簡単に口に入る。そして、有性生殖の種で増えるのではなく、栄養を蓄えた部分が、また翌年次の子孫を作る栄養生殖をするという点でも、人間にとっては便利でありがたい。種であれば、交配して、子孫は親と同じ形質が出ず、全く違ったものになり、人間の食べ物にはむかなくなってしまう可能性もあるが、いもにはそのようなことはない。

来年のために、サトイモを保存しておこうと思っている。いもは便利でありがたく栽培しやすいと書いたが、南方原産のサトイモやサツマイモを、冬越しして種芋として保存するのは結構難しい。おそらく、たいていの農家は翌年新しい種芋を購入している。

いもを自分の家でついでいけたらなんとすばらしいのだろうか。今年は稲わらもあるのでサトイモの保存に挑戦してみる。

飽食の時代には見向きもされないいもだが、いつ食糧難の時代が来るともわからない。基本となる大切な食料として必ず毎年つくり続けていこうと思う。


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2007年12月 9日 (日)

キムチ作り

Imgp2556

冬はふつう野菜は取れない。そこで、発達したのが、漬物などの保存食品だ。こういう保存食品はよくできたもので、野菜をそのまま食べるよりも、手をかけて加工することで栄養価が高くなる。

特に韓国のキムチは、キムチの具にさまざまなものを入れることで冬の風邪ひき予防や体力増強には優れた食品だ。韓国でキムチが生まれたのは、薬膳料理に対する情熱が高いこともひとつの要因だろう。

畑で取れた白菜を、天日に干して柔らかくし、塩を振りやすくする。先ずは、そこから用意し、この冬のキムチ作りを開始した


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2007年12月 8日 (土)

夜なべ

Imgp2555 私が借りている家の大家さんの親戚の方が先日やってきて、まだ木にたくさんなっている柿を見て、もったいないんだよと言った。

その通りだと思い、今日の昼間、取れる範囲の柿をとった。

その柿を夜、皮をむき干し柿にする。

昔の農家であれば、冬の夜は、縄ないなどの夜なべ仕事に励んだ。

冬は、早く日が落ち農作業は短いあいだしか出来ない。そのぶん夜に灯火のもとで仕事をしたのだと思う。

こういう夜なべ仕事は手を動かす、手わざの仕事がいい。こうして手を動かしているとすくわれるのだ。


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2007年12月 6日 (木)

夜来、風声を聞く

Imgp2530 昨晩、強い風が吹きまくった。お陰で、野菜にかけていたトンネルは全部吹き飛ばされてしまったが、今朝起きてみるとこの通り枯れた杉の葉がいっぱい落ちている。

杉の葉は油分を含んでいるので、焚きつけとして最適だ。薪を積んだ上に最後に杉の葉をのせ、マッチの火を近づけると杉の葉は勢いよく燃え出す。

薪にいきなり火をつけようとしても無理で、杉の葉をまず勢いよく燃え立たせてその火が薪に移るようにしなくてはならない。そういうわけで、杉の葉は薪風呂、薪ストーブの我が家にとっては大変ありがたいものなのである。

これから、1年分の杉の葉を集めて、蔵の2階に積んでおく。貯めた杉の葉が一番ありがたく思えるのは夏の梅雨時だ。このときは、何もかもしけっぽくて、風呂の火のつきも悪い。頼れるのは乾いた杉の葉だけだ。そのときのためにも、冬にせっせと杉の葉を集める。


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2007年12月 4日 (火)

原木きのこ

Imgp2525 なめこの原木を、森林組合から購入し、木陰においておいた。しばらくぶりで見てみたらなめこが生えている。忘れていた頃だったので、思わぬ収穫に出会って嬉しかった。

例えていえば、期待もしていなかった預金に、思わぬ利子がついたといったところか。でも、これは預金と違って、自然の力を利用したものだ。さっそく、取って味噌汁の具に入れていただく。

原木栽培のきのこは味が違う。一般にスーパーで出まわっているのは、菌床栽培のきのこだ。おがくずなどで固めた床を作り、そこへ菌を植え付け、ベルトコンベア式の工場栽培で作る。均一で大量の生産には向くが、このように作ったものは、きのこに限らず本来の味のコクがない。

原木栽培のきのこには本来の味のコクがある。小さい頃から本物の味とはどのようなものかを知らないで大きくなってしまうと、味オンチになってしまう。是非、多くの人に本物の味に目覚めてほしいものだ。


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2007年12月 2日 (日)

水道工事

Imgp2521 風呂のたきぐちの床にいつも水がたまる。それが気になっていた。水道管から水が漏れているはずだと人から言われていて、いつか直そうと思っていて、ついに今日は午前中から、水道管工事に取り組んだ。

たたきのコンクリートをつるはしで割り、土を掘って、ついに水道管にたどり着く。やはり、管に小さな穴が開いていて、いきよいよく水がほとばしっている。

穴が開いている場所を切り取り、あいていない無事な箇所2箇所をつなぐ。バイパス工事だ。不器用に何とかつなぎ、水道の元栓を、祈るような気持ちで開ける。

だが、残念。つなぎ目から、ほんの少しずつ水が垂れる。結局は、お世話になっているお隣さんに相談に行ったら、息子さんが、以前水道などの設備工事をしていたことがあったというので、もう一度管を切り、つなぎなおしてもらい、無事漏水は解決した。

自分では直しきらなかったが、地面の下の水道管を掘り出し、そして埋めなおし、きれいに仕上がり満足だ。私は、こんなふうに家の回りのこまごまとしたことをやって、人手が加わってきれいになっていくのを眺めるのが好きだ。自然を破壊するような不要な土木工事には反対だが、各家庭で、人の暮らしの大きさにあった、ちょっとした土木工事はとても大事だと思うし、技術も伝わっていかなくてはならないと思う。人間は、人間の身の丈にあった暮らしをすべきなんだと思う。

これから、山の手入れもしなければならないし、床板の張替えもしなければならない。少しずつ、家の手入れの仕方を勉強し、身の回りのことは、この手で出来るようになりたい。いつか、その技術を使い、簡単な道具と、人力だけで快適な小屋を作って暮らしてみたいと考えている。


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2007年12月 1日 (土)

野焼き

Imgp2507 12月に入り、農作業もこの時期にしか出来ないことをやっています。新たに、種まきや苗の植え付けなどは出来ないので、田んぼの周りの整備をしました。

畦(あぜ)などに生えていた雑草を刈り取って、集めて燃やしました。害虫などは、こういった雑草の中で冬越しをすることが間々あるので、害虫がすみにくい環境を作るためです。

環境を整える努力をすることが、来年のいい米つくりに繋がります。


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