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2007年11月29日 (木)

降霜

Imgp2506 今朝の冷え込みは、一段ときつかったです。朝、畑の様子を見回ると、霜が一面に降り、真っ白となっていました。

霜はきつく降りると、植物の体液を凍らせてしまい、そこでたいていの植物は、霜が降りるような寒さには耐えられず死んでしまうんです。

ところが、確か体内の糖分の関係だったと思うのですが、霜が降りても死なない植物があります。小松菜、ほうれん草、雪菜、ちぢみな、ターツァイなどの冬が旬の葉物野菜たちです。

うまく出来ているもので、これらの葉物野菜は、寒さにあたれば当たるほど、自分の身を守るため体液の糖度をあげるんだそうです。糖度があがる、つまり食べる方の人間にとっては、甘みが増すということで、露地ではほとんどの野菜が育てられない、この時期に栄養と美味しさを与えてくれる野菜たちがあるのです。

自然のしくみに適応した旬の野菜を食べるのが美味しいし、健康によい、ということがやはりわかります。


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2007年11月27日 (火)

野菜の配達日

今日は仙台方面に野菜の配達に行った。転勤での転居、新居への移転というお客さんが何人かいらっしゃった。

転居先への配達は普段のコースと違って、新鮮な気がした。

企業や役所ではこの時期に移動の辞令が出ることもあるのだろう。新しい家で新年を迎えたいという気持ちで、転居をした方もいることだろう。

日が暮れるのがめっきり早くなった。4時にはもう薄暗く、配達の帰路では、車のライトをつけって帰ってきた。いよいよ、今年も終わり、12月になる。


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2007年11月25日 (日)

11月の体験会

今年は、急に寒さが来ましたが、今日は朝から穏やかに晴れ、暖かい日になり、11月の農的生活の体験会を無事に開催することが出来ました。

Imgp2474 遅くなりましたが、古代米を刈取り後、乾燥していたので、昔ながらのやり方で脱穀体験をしていただきました。

足踏み脱穀機です。同じ方向に回し続けるのは案外難しいのですが、皆さんすぐこつをつかみ、最後は、リズムも形も決まり、上手に脱穀することが出来ました。

それにしても、昔の人は偉い、というのが感想です。米にしろ、雑穀にしろ、人の口に入るまでは、気の遠くなるような作業の行程があり、しかもそれはみな手作業です。

今の、私たちは、その先人の苦労や知恵を、少しでも知る必要があるのではないでしょうか。

Imgp2486 次は、干し柿つくりに挑戦するために、まずは柿取りです。高いところにある柿を、昔ながらの竹ざおを使ってとります。さおの先にはちょっとした工夫がしてあって、柿がついている枝を、ぽきっと折ることが出来ます。

枝がついていないと、紐につるすことができないので、干し柿に出来ません。

私は、このさおでやるやりかたを、お隣の丸森町で習ったのですが、実際にやってみると、なかなかうまくいかないものです。教えた私よりも、参加者の方のほうが上手でびっくりしました。

Imgp2496 干し柿にする柿を十分に採ったら、お昼です。今日は、よつば農場の畑で取れた野菜をメインに出しました。きゃべつの温野菜サラダや、サツマイモを豆腐であえたサラダなど、参加者の皆様には好評だったのではないかと思います。

小さいお子さんでも、二十日大根をポリポリかじってくれて、野菜をどんどん食べてくれるので嬉しかったです。

Imgp2500 昼食後は、柿の皮をむき、紐に結んでいきました。干し柿つくりです。一人でやると辛くなってしまうものですが、こういう作業はやはり大人数で、口も手も動かしながらやるのが楽しい。

3時前には、各人のおみやげ分の一人20個の干し柿が完成したのでした。

3時のお茶にして、自己紹介や感想を参加者からうかがって、今日の体験会は和やかな雰囲気のうちに終わりました。参加者どうしの間でも、思いがけない接点があったりして、盛り上がっていたようです。

よつば農場に、皆様が集まり、出会いや学びの場になってもらえれば、それが私たちの願いでもあります。

最後に、柿について、日ごろ私が考えていたことです。

  「柿は、日本原産の植物で、学名に日本の名がついています。日本の野菜や植物は、中国原産のものが多い中、柿は日本にしかない大切な果物です。里山に柿の赤い実がなっている風景は、まさに日本の原風景、日本人の心のふるさとの心象風景です。

  昔は、冬に食べるものがなかったし、砂糖は非常に高価なものでした。そこで、秋に取れる渋柿を冬の間に干して作る干し柿は貴重な食品でした。干すことにより、渋も抜け、甘みが増し、栄養価もあがる、昔の人はどうしてこんなすばらしいことを思いついたのでしょうか。

  今、昔の人の、自然によりそいながら発揮されてきた知恵もだんだん伝わらなくなっています。冬にも食べるものが豊富で、わざわざ干し柿などを食べなくてもいくらでも甘いものがある今は、干し柿は忘れられつつあります。

  

  とる人がいなくて、たくさん実がなったままの柿を、誰も振り返ろうとしません。それが、里の現実です。」


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2007年11月24日 (土)

豆を打つ

Imgp2463 明日の体験会に来てくださる、お客さんに出すために、大豆の殻を打っています。

大豆は、収穫しておいて干しておきました。大豆を包んでいるさやはからからに乾いています。

大豆を収穫するには、このさやから豆を取り出さなければなりません。いちいち手で取っていたのでは大変なので、昔から、棒などで叩いて乾いたさやから豆を取り出してきました。

さやが良く乾燥しているので、叩けばすぐにさやがはじけて白い大豆が飛び出します。

大豆は水で戻して、煮豆など、いろいろな料理に使えます。

残った殻のほうは、良く乾いているのでまき風呂や、薪ストーブのたきつけに最適です。灰になれば、また畑に戻ります。


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2007年11月22日 (木)

ウサギに食べられた二十日大根

Imgp2451 昨日から、冷えが強い。今朝は、ついに雪が舞い始めた。

午前中はたちまち視界がさえぎられるほどの雪となったが、積るまでにはならなかった。

その後もどんよりと曇った天候が続き、時折雪がちらついた。

山のウサギも食べるものがないのだろうか。今朝畑の様子を見てみると、二十日大根の葉が食われてしまっていた。

鋭い歯で食いちぎった跡があるのでウサギの仕業だとわかる。大根の葉など食われたことがなかったが、食うものに困っているということだろうか。

ウサギには気の毒だが、野菜をこのまま食われてはこちらも困るので、網で野菜を守ることにする。

夜も、しんしんと冷えていく。薪ストーブに薪をたくさんくべても、なかなか部屋は暖まらない。本格的な冬が来た。


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2007年11月20日 (火)

野菜の出荷日

Imgp2447 火曜日は野菜の出荷日だ。今日は、レタス、春菊、水菜を無農薬野菜宅配グループの皆さんへ出荷した。

我が家の野菜はやや小ぶりだ。化学肥料を使わないので、あまり大きくならない。

スーパーなどに並んでいる野菜と比べると。大きさの点で見劣りする。

でも、どうなんだろう。今、核家族や一人暮らしの人が増えて、例えば大根1本や白菜まるまる1個は、もてあまされるそうだ。

そんな時代に小ぶりの野菜はちょうどいいのではないかと思う。ちょうど、食べきりサイズだ。

小ぶりだが、中味は充実してますよと、自信をもって言えるよう、野菜つくりの努力をしていこう。


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2007年11月18日 (日)

冬支度

暖かい秋だと油断していたら、天気予報では今日の午後から夜にかけて雪が降るとの予報。慌てて、車のタイヤの交換をする。

畑の方も心配だ。せっかく植えた野菜たちが寒さで駄目になったら、これまでの苦労も報われない。急いで、覆いをかけたりトンネルをかぶせたりする。

農作業は、本当に待ったなしだ。その時々にやらなくてはいけないことが次々とあり、年中暇なしである。

東北は、こんな風に、暖かくても、いつ雪が降り出すかわからない。暖かい関東以南に住むこととの違いはそこにある。

こんな気候に鍛えられ、私も粘り強い東北人になっていこう。


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2007年11月15日 (木)

里の秋

Imgp2429 秋も深まり柿も熟してきました。この木は、今年生り年のようです。

一般に果物は1年おきに豊作を繰り返すと言われていて、去年うちの柿の木はわりと実の着き方が少なかったようです。

きれいに色づいていますが、このままでは渋くて食べれません。皮をむいて、寒さの中につるしておくと、渋が抜け甘く柔らかくなります。

柿もそうですが、そのまま食べるよりも乾したり、加工したりすることで、栄養的にも味の面でもさらによくなる食品が、日本のものには多いです。しいたけしかり、梅干しかり、味噌しかりです。

加工するといっても、その季節季節に合わせた無理のない自然なしかたで加工するので、地球を温暖化させる廃棄物が出るようなエネルギーを消費するわけではありません。

干し柿も、冬の寒さと乾燥を利用した、日本人の智慧が詰まった食品です。

この干し柿つくりを、みなで体験してみませんか?11月25日(日)、宮城県角田市の「よつば農場」で、農業体験会を開催します。お問い合わせは

yotuba-farm@happy.nifty.jpまでお願いします。

詳しい体験会の開催要項は「11月ワークショップのご案内」 をご覧ください。


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2007年11月13日 (火)

青青

Imgp2427今日の農作業

・古代米の稲刈りをした。なかなか枯れてこないが、ようやく穂が垂れて葉先が黄色くなり始めた。11月25日の足踏み脱穀の体験会に間にあうよう刈って、はせ掛けとした。良く乾いて黄金色の稲束になってほしい。

・稲の収穫と入れ替えに、先日播いた小麦の芽が出揃ってきた。ここまでは順調に育ってくれている。ホッとすると同時に嬉しい。

木の葉も茶色く散り始めこれからの季節青々としたものを見ることが少なくなる。冬枯れの季節に、青青と育っていくのが麦だ。大きくなって、黄金の麦秋を迎えてほしい。

・蔵王山頂が雪で白くなった。ハクチョウたちもしきりに田に降り立ちえさをついばむ。こちら東北では、今週半ばあたりから冷え込み始めるとのこと。


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2007年11月11日 (日)

暖かい秋

暖かい秋が続いていて、季節にメリハリがないようです。朝晩寒くならず、人にとっては過ごしやすくてよさそうですが、一向にきれいに色づかない紅葉を眺めていると一抹の不安を感じます。

12月が紅葉の見ごろという時がそのうちやってくるのでしょうか。日本人が築きあげてきた季節感や美意識は今後どうなってしまうのでしょうか。


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2007年11月 8日 (木)

自給率は何パーセント?

Imgp2421 一年前になめこのほだぎを購入し、裏山においていたところ、なめこが取れた。

この発見は、山で天然きのこを発見したように嬉しかった。買ったばかりの頃はいつ出てくるのかなと、結構気にして見ていたのだが、一向に出てこないので、近頃は忘れかけていたのだった。

しいたけのほだ木も購入しているし、自分でも植菌をして、裏山に並べ、自給体制を充実させていくつもりだ。

我が家では食事の際に、「今日の自給率は何パーセント?」が良く話題に上る。まずは、国産品の自給率が何パーセントか。そして、そのうち我が家で取れたものが何パーセントか、ということを子供と一緒に話す。

ぜひ、多くの家庭で自分の家の自給率を話題にしてほしいものだ。


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2007年11月 6日 (火)

よつば農場の野菜を紹介

Imgp2418 今日の野菜はこれ「ターツァイ」です。中国野菜です。座布団のように大きな葉を広げています。油でいためて食べるとおいしいです。

我が家では、昼にチャーハンの具に入れていためて食べました。ナンプラーがちょうど家にあり、畑には「シャンツァイ」もあったので、タイ風のチャーハンが美味しくできました。

これから冬にかけては、ターツァイ、チンゲン菜、春菊、白菜、水菜など葉物が取れます。これらの葉物は、ビタミンも豊富で、冬に食べると風邪予防にもなり、やはり、無理なく季節ごとに取れる旬なものを食べるのが、体にもよいのだと、自然の理にはいつも感心させられます。


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2007年11月 4日 (日)

ローズガーデンイベント販売のお礼

Imgp2408 11月3,4日に行われた仙台ローズガーデンでのイベント販売に、ご来場いただきましたお客様にお礼申し上げます。

両日とも天候に恵まれ、お祭りもにぎやかに行われました。いつも応援してくださるお客様や、新たにご縁が出来たお客様など、皆様に直接お会いすることが出来まして大変嬉しく思います。

お客様の反応を、じかに知ることのできる貴重な機会を、今後とも持てたらと思います。米作り・野菜つくりにちょっとづつ進歩できたらと思っています。


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2007年11月 2日 (金)

農産物販売のお知らせ

「11月3日(土)、4日(日)、仙台の北中山にある「仙台ローズガーデン」で行われる大感謝祭に「よつば農場」が出店いたします。当日は、角田の専業農家の方の作った味噌、梅干などのほか、よつば農場の無農薬栽培の新米、野菜を販売いたします。お誘い合わせのうえご来場ください。仙台ローズガーデンの場所はhttp://www.koudenet-sendai.org/shisetu002/top002.htmlで見られます。昨年の大感謝祭の様子も紹介されています。

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2007年11月 1日 (木)

冬の使者

Imgp2391 白鳥がやってきた。刈り取りの終わった田で懸命にえさをついばんでいる。

今年の冬はどのような冬だろうか。農業に携わっているものにしてみれば、冬らしい、当たり前の冬になってくれることを願うのみである。

遠くシベリアから渡ってきた白鳥には、今年の冬がどのようなものだかわかっているだろう。

大陸で、寒さが厳しい時は、白鳥も早く渡りを始め、日本も寒い冬が来ると言う。逆の場合は暖冬だそうだ。

私は、これから朝晩白鳥たちの声を聞く。冬の使者白鳥よ、また一緒にこの冬を過ごそうではないか。


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