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2007年7月30日 (月)

お別れ

東京からホームステイに来ていた小学生たちとも、今日でいよいよお別れです。お昼過ぎに角田駅まで送っていきました。何より、事故がなくここ角田で過ごしてもらうことができよかったです。

それでは昨日と今日のできごとを簡単に紹介します。昨日の午前中は、春菊の定植をしてもらいました。まだ7月で、梅雨も明けていないのですが、今から畑は秋野菜の準備です。東京の小学生が植えた春菊、今年の出来は期待できます。

Imgp1956 お昼は地元のピザやさんに。この石がまはイタリアからの直輸入で、この釜で焼いたピザはおいしいんです。我が家もこの店のファンなので、ホームステイの子供たちにもこの味を味わってもらいたくて連れて行きました。

かまは輸入物ですが、この「ぱぴ・ハウス」というお店は、地元角田の国産小麦を使った商品を作る努力をしているお店です。国産小麦の生産と消費が増えるためにも、こういうお店を応援しなければなりません。私も、そのうち、国産小麦つくりに挑戦したいと思っています。

お昼の後は、角田の宇宙センターで、ペットボトルを使ったロケット作り。角田は農業だけの町ではないです。宇宙開発研究所もあります。

Imgp1960 夕方は、今回角田にやってきた目黒の小学生全員とホストファミリーが集まって、バーベキューをしました。会場は、自分で育てた和牛を自分のおうちで売っている「べこやの洋ちゃん」です。自分で肉屋までやってしまう、畜産農家もめづらしいと思いますが、自分で育てた牛を責任持って消費者に届けたいという農家の方の思いが伝わってきます。美味しい和牛がリーズナブルな値段で買えるお勧めのお店です。子供が遊べるようにと、ポニーや羊を飼っています。

バーべキューの後は雨が降り出し、子供たちを市の宿泊施設に送っていきました。ホスト宅ではなく、最後の晩は、目黒の引率者の方々との泊まりでした。

角田最後の半日は、乳搾りや桃摘みといろいろなことを体験したみたいです。お昼に再び一緒になり、そのまま子供たちを駅まで見送りに行きました。

短い間ではありましたが、一緒に生活をすると情が移るもので、別れはさびしいものです。小学生たちも、この体験の意味がすぐにはわからないとしても、心のどこかに感覚が残っていて、大人になったときに懐かしく思い出すときがあるでしょう。自然体験をしたことがある子供たちは、将来きっと自然を大切にする大人になってくれることと信じています。


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2007年7月28日 (土)

ホームステイ続報

昨晩は目黒からのお客さんの歓迎会をかねて、農協の支店でバーベキューをしました。小さいお客さんたちは疲れているだろうと早めに帰り、ゆっくり我が家で眠れたようで、こちらも一安心です。

さて、さっそく今日の体験メニューはまず、ご近所の畜産農家にご協力いただいて、牛のえさやりです。

Imgp1914 えさやりの要領の説明を最初に聞きます。子供たちにとって、牛のような大型動物をまじかに見ることはなかなかないことでしょう。でも、怖がらずに好奇心旺盛です。

Imgp1917 指示された分量のえさを二人でやっていきます。牛はデリケートな生き物ですから、年齢やその日のコンディションに合わせて、食べる分量が違います。気をつけなければなりません。バケツ1杯で約8キロのえさを、二人とも頑張って、100頭近い牛に配りました。

Imgp1922 この赤いものはなんでしょう。岩塩だそうです。牛も動物も健康のためにはミネラルが必要なのですね。ひとつのかたまりで5キロでしたが、これも頑張って配りました。牛は喜んでべろべろ舐めていました。地域で協力して、ホームステイの子供たちを迎える、この地域の地域力に感謝です。畜産家の森谷さんご協力ありがとうございました。(実はこの森谷さん、東京の小学校に田植え指導に行っていて、子供たちとも顔見知りでした)

Imgp1926 さて、牛のえさやりの次は、クワガタムシがほしいとのリクエストもありまして、ご近所の沼の周りを散歩してきました。東京からの一人の女の子は、なんと木に登るのが好きだそうで、一生懸命クワガタを探していました。東京の子も頼もしいですね。残念ながら、自分たちでは見つけられなかったですが、クワガタを欲しがっているという情報は、ご近所にすばやく伝わり、お昼には、クワガタムシが届きました。これも地域力の賜物です。安達さんご協力ありがとうございました。

Imgp1930 さてそろそろおなかもすいてきました。お昼の食材は我が家に戻り畑から集めてもらいました。トマト、しそ、きゅうりなどがいま旬です。野菜のことは、あまり知らないのかなと思い、畑で、野菜のクイズを出しました。普通、スーパーで並んでいる野菜と、畑にあるときの野菜の姿は全然違うものです。特に根を食べるものなど、畑で葉っぱの姿を見ただけでは何の野菜かわかりにくいものです。感心したのは、一人の女の子は、私のクイズ、ほとんど全問正解でした。

Imgp1931 この子は、お家でもしそや、バジルをベランダで作っており、おとうさんがバジルスパゲティを作ってくれるのだそうです。学校でも、お米の調査をしたということで、食育があちらこちらで行われているようでこちらも頼もしく思いました。畑から取り立てのきゅうりがトゲトゲだらけということに気づいた子供たちは、さっそくその場でがぶりときゅうりにかぶりつきましたが、これも一生残るいい体験になったことでしょう。

070728_150701 お昼は暑かったので、ゆっくりと家で過ごし、それから車ですぐ隣町のブルーべり-摘みに行きました。こういうお楽しみには我が家の子供たちもお隣の子供さんもご相伴です。ブルーベリーは木によって甘いのすっぱいのと微妙な味わいの違いがあり楽しめました。東京からの2人とも、ブルーベリーつみは初めてだったようで、おなか一杯食べていたようです。食材が豊富な宮城県を感じてくれて大人になっても覚えていてくれたら嬉しいですね。

Imgp1936 今日一日遊んだり働いたり、汗をかきました。さあ、お風呂に入って汗を流しましょう。でもその前に、うちは薪を山に採りに行かなければなりません。夕方ですから、自然の多いところでは蚊もでます。万全の用意をしていきましょう。これは、蚊取り線香です。腰に巻くのはまさに農村ならではのスタイルで、経験してもらいました。

Imgp1941 ギコギコギコとのこぎりで山からおろしてきた枝を、かまに入る大きさに切っていきます。腕抜きまでして頑張っていますが、子供たちは悪戦苦闘です。スイッチを押せばすぐにお湯が出るわけではないということを体で知ってもらうのも、この子達のためになることでしょう。

Imgp1953 かまに、薪をつめていきます。つめ終わって、マッチで火をつけてもらいましたが、喜んでやっていました。ただし、東京の家に帰ったらやってはだめだよと注意しておきましたが。ここでは、山から木を取ってきて、お風呂を燃やし、燃やした灰を畑にまいて野菜の肥料にする、そして、その野菜は君たちが食べたあの野菜なんだよと教えると、「くるくるくるくる回ってるんだね」と答えていました。

そうです。まさに今日一日かけた授業のポイントはそこです。君たちは、農村留学合格です。おめでとう。今日は一日、おじさんも君たちと遊んだりして楽しかった。おじさんも子どもに返ったようでした。おじさんにとっての久しぶりにのんびりできた楽しい夏休みをプレゼントしてくれてありがとう。


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2007年7月27日 (金)

東京からのかわいいお客さん

角田市の農業関係者は、農産物を売るだけでなく、消費者や都市住民との交流にも力を入れています。私自身も、仙台に住んでいた頃、あぶくま農学校主催の「土の塾」という勉強会に参加させてもらい角田の専業農家のおうちにホームステイさせてもらったり、田植え、稲刈り、収穫体験会といろいろな交流をさせてもらいました。

農業従事者が主体的にそのような活動に取り組み、地域を外に開いていくのは大変おもしろい活動だと思い、共感しました。こうやって、縁あって私も角田市にやってきて、小さいながら農地を耕すようになりました。角田の自然全体を舞台とする、都市住民との交流は「あぶくま農学校」という旗のもと、まだまだ続いていくでしょう。

「あぶくま農学校」の塾生だった私は、今度は、家族の協力のもと、角田で人を迎える側として、やれる範囲のことをやっています。

今日から、東京の目黒の小学生を二人受け入れることになりました。二人とも明るく元気な娘さんたちで、今日は我が家の子供たちと合わせて4人の娘の父になりました。Imgp1906

手作りのお土産も持ってきてくれました。ガラスに、文字やイラストが書いてあります。一生懸命にやったのだということが伝わってきます。Imgp1908

角田にいるあいだは、我が家の子供です。どうか怪我などせず、楽しい思い出を作っていってください。

あぶくま農学校のホームぺージはこちらです

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2007年7月25日 (水)

やっと晴れました

ようやく晴れました。待ちに待ったお日様です。気分も晴れ晴れします。

Imgp1901 この晴れを利用して梅干をほします。(お盆の頃に干すとも言いますが、この晴れを逃したら、次のチャンスはまたいつかになってしまいそう)

Imgp1904 野菜の中では一番美しい花といわれているオクラの花も咲きました。南米出身のオクラには、陽気なお日様がやはり似合います。じりじりした真夏の暑さの中で、オクラ納豆でも食べると、夏ばてを予防してくれます。オクラの収穫も、もう間近です。


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2007年7月22日 (日)

畑の体験会

今日、わが農場では、畑に関する体験会を開催し、3名の参加者がありました。

この時期にする農作業と、畑で取れる野菜や果樹の利用法や食べ方などを体験しようというのが今回のテーマです。

ここ角田では先週の台風襲来以降、お日様を見ない天気が続いています。今朝も体験開始直前まで雨が降り天気が心配されましたが、畑の状態が悪いまま、何とか雨が止み、黄熟した梅取りとしその葉摘み、ジャガイモ堀りをしてもらいました。

Imgp1881

Imgp1882 その合間に、畑の様子を見ていただき、雨ですっかりやられてしまった路地トマトの様子などを見てもらいました。逆にハウスの中では、雨に当たらないトマトの実がなっているので、無農薬栽培ですからその場で皮を拭いて食べていただきました。畑のその場で食べるという体験は、農場に来てもらわなければなかなかできないことなので、参加者にぜひ体験していただきたかったところです。

家に戻って、昼食です。この農場や地元角田で取れた食べ物を食べていただくことも、参加者の心に残る体験だと思います。メニューは、たけのこのすしご飯、味噌汁、ラタトゥーユ、トマトとバジルのサラダなどです。

Imgp1877_1 Imgp1875_1

たけのこすしご飯の上にのっている山椒は参加者に山で取っていただきました。ここでは身近なところに食材があります。嬉しかったことは、ラタトゥーユに使ったトマトピューレの味をほめていただいたことです。私が作ったということもありますが、材料のトマトの味の良さを、食べてわかっていただいたのだと思います。

材料のトマトは角田の専業農家伊藤さんのものです。トマト作りへの情熱は並大抵のものではなく、惜しみなく努力をしています。私は伊藤さんのトマトを食べて、人間が生きていくのに必要な微量栄養素などをしっかりと持っていることがわかる濃厚な味わいのあるトマトだと思うのですが、食べていただいた方も、それを直感的にわかってくださったのかと、それが嬉しくなりました。

昼食の後は、梅干つくりに挑戦です。梅を塩でもみ、ビンにつめ、それに、揉んでアクをとり、梅酢をかけてきれいに発色させた赤しそを入れていきます。

Imgp1886 Imgp1889

梅酢が全体にまわるようにビンをよく振ってもらうなどして管理をすれば、2,3週間で食べられるようになります。梅の実が熟し、そして、その時期にしその葉が取れる。自然のバランスには感心しますが、この2つを組み合わせて健康によい保存食品を作るという古人の知恵にも驚きます。

ラッピングをしたら、こんなにかわいく仕上がりました。

Imgp1890

梅干作り完成の後は、畑で取れた茹でたてのとうもろこしを食べながら、全員の間での情報交換で大いに盛り上がりました。参加者の方々それぞれ、今、興味を持って考えたり行動したりしていらしゃる分野があり、その思いがほかの人の興味を触発して、私たち自身にとってもとてもいい場にしていただきました。

Imgp1892 今日の参加者の方で、体調を好くするために土に触れ合いたいのだとおっしゃっている方がいました。土に触れ合うことは、心も体も癒す効果があると信じていた私は、やはり、同じように感じてくださっている人がいるのだと嬉しくなりました。農業や自然に興味を持ってくれる人が増えてきたのは、本能的に、病んだ時代の心と体を癒そうとしているのだと私は思います。私自身、身の回りの畑で小さな農業をやり土と触れ合って生きていきたいと考えています。また。農業や食、健康に関心がある人のために、こうした小さな体験会をできるだけ継続し、皆さんとともに学びあっていきたいと考えます。

8月は東京の小学生などをホームステイで受け入れるので、体験会はお休みです。次回の体験会は9月23日(日)の稲刈り体験会の予定です。皆様の参加をお待ちしています。

仙台で土に触れ合いたいと思っていらっしゃる方は、家庭菜園をしてみるのもひとつの手です。私も、仙台で5年ほど家庭菜園をして、それから角田に来ました。私がお世話になった、家庭菜園は「プチ・ファーム」といって、NPOが運営しています。私はお世話になった恩返しに、今このNPOの理事に名を連ねさせていただいております。ご興味のある方は、事務局長さんへ連絡を取ってみてください。

農のある街・仙台暮らしプチファーム
chicaco@agrilife.jp
http://blog.agrilife.jp/

伊藤さんのトマトを始め、体験会の食事は角田産のものです。角田産の農産物についてはこちらをご覧ください。あぶくま農学校

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2007年7月19日 (木)

本当の野菜の味

Imgp1844_1 この真っ赤なトマトはいただき物です。角田のトマトつくりのプロからいただきました。たくさんいただいたので、トマトジュースにして飲んだり、トマトピューレからナポリタンソースを作ったりして食べました。

本物の野菜は食べてわかります。体の細胞の一つ一つに滋養分がしみこんでいくような感じです。こういう野菜を作るのが俺の使命なんだと思うのですが、こうして近所のベテラン農家さんに野菜をいただくたびに、力量の差を思い知らされます。


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2007年7月18日 (水)

あと片付け

Imgp1841 台風が去ってしまったものの、天気は一向によくなりません。私の心も鬱々として晴れません。台風の被害で倒れてしまったり、長雨で病気になってしまった野菜をとり片付けなければいけないのに、なかなか畑へ行く気持ちになれませんでした。

これまで順調に育っていた野菜たちだったので、やはり、がっかりして力が入らないのだと思います。頭では、農業とは自然相手のものだから、いつどのようなことが起こるかわからない、ということはわかっているつもりなのですが、心の方はなかなか納得できなかったみたいです。

今日、いよいよあとかたづけをして、伸び放題だった草を刈り、また新たに種を播きました。自然相手のお百姓仕事はこうやって体で覚えていくしかないのでしょう。やられてもやられてもめげずに、自然相手に気長にやっていきたいと思います。


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2007年7月15日 (日)

泥の河

Imgp1832 この時期に台風が来て、順調だった畑の作物にも被害が出そうです。強い雨と風で、低い土地にある我が家の畑は写真の通り水びだしです。

この写真は家の2階から撮りました。雨水がにごった濁流のように流れています。台風が去ったら、畑の被害を確認しなければなりません。


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2007年7月14日 (土)

せりの花

Imgp1826 台風が接近中ということもあって、今日も雨が降り、農作業は中止でした。このところ久しく明るいお天道様を見ていない気がしますが、畑の溝をふと見てみるとせりの花が咲いていました。

春先の野菜のないときは、このせりたちにお世話になりましたが、徐々にほかの野菜も出まわりはじめ、やがてかっこうが鳴く季節になるとせりの茎もかたくなり、しばらく見向きもしなかったのですが、やはり自然は人間の思惑とは関係なく自然のめぐりをまたひとつめぐらせて、自分自身を美しく咲かせていたのでした。

Imgp1825 こちらは畑の失敗作。セロリに花が咲いてしまいました。花を見てもわかるように日本のせりと西洋原産のセロリは同じせり科の仲間です。どうりで同じ時期に咲くはずです。

一般に野菜に花が咲いてしまうと、茎が硬くなり、普通は食べません。花が咲かなければ子孫も残せず、人間だって野菜の栽培ができないはずですが、今は花が咲きにくい品種や種ができにくい品種など、色々な野菜が生み出されています。

美味しいものを食べたいという人間の欲望は恐るべしというべきでしょうか。私ももう少し工夫したり勉強したりして、美味しい野菜を作りたいと思っています。


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2007年7月12日 (木)

自然と想像力

Imgp1823_1

梅雨の末期には大雨が降ります。毎年九州などでは被害が出ます。わが農場でも、雨の被害に備え、畑の溝を深く掘りなおしました。

この溝は、私と娘が掘りました。幼稚園の娘は一生懸命掘ったつもりになっているだけで、実質私が掘ったのですが夕方の作業が孤独にならず、にぎやかにできました。

何とか溝を掘り上げてしまおうと夕ご飯時まで頑張りましたが、ついに掘り上げたとき、カラスも鳴いてねぐらに帰るときでした。私が娘に「カラスが鳴くから帰ろう」と話しかけると、娘は「帰らないとどうなるの」と聞くので「天狗さんに取られてしまうんだよ」というと、天狗さんて何と色々聞いてくるのでした。

私も面白がって、色々話してしまい、娘を怖がらせてしまったようで「早く帰ろう」というのでした。家の回りには手入れされていない杉木立が高く茂っていて、あの高い木のてっぺんには団扇を持って高下駄をはいた天狗がこちらを見ているようです。

昔の人は自然の中にきっと色々なものを想像してみていたのでしょう。それはきっと自然の息づかいや息吹きを直接感じることができたからでしょう。私たちの生活は明るく便利になりました。そのかわり見えなくなったり感じられなくなったものもきっと多いことでしょう。


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2007年7月 7日 (土)

白い花

Imgp1811_1 この時期にゆれる白い花があります。

どくだみの花です。その名前と独特のにおいから陰惨なイメージをもたれがちな植物ですが、中国や日本では昔から薬草として重宝されてきました。

どくだみという名は、毒を出すということが由来だそうです。

我が家では、庭や畑の周りにたくさん生えてきます。日陰や湿ったところが好きなようです。みょうがの周りに生えてきたので、みょうがの芽を見逃さないため、どくだみを刈りました。

刈り取ったどくだみは、干してお茶にします。Imgp1812

お茶にして飲むと、あの強烈な匂いも気になりません。薬草茶としてはとても飲みやすいのではないでしょうか。人の病気を治してくれるけなげな花だと、この季節にはいつも私は思うのです。


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2007年7月 4日 (水)

生命の木

Imgp1800 梅雨だから当然とはいえよく雨が降ります。今日などは夜は肌寒い感じがする冷たい雨です。このような天候が続くとレタスなどの雨に弱い野菜はこのように腐ってしまいます。日本の梅雨は独特の気候でこの天候に合わせて野菜を作るのは大変だと毎年この時期にはつくづく思います。

いま私たちが食べている野菜は外国からやってきたものが多いのも、梅雨に野菜が作りにくい大きな原因だと思います。自然農法を目指すからには、日本の気候風土に合った野菜を作るのがいいとはわかっているのですが、私自身も小さいときから食べなれていて好きな野菜などは、ぜひ自分で作りたいと思ってしまいます。

Imgp1799 日本の気候風土からかけ離れた正反対のところからやってきた野菜の代表的なものがトマトです。トマトは乾燥した高原出身の野菜ですから、梅雨のある日本で普通につくったのならまず作れません。家庭菜園を作っていたときは毎年失敗の連続でした。そこで、今年は雨よけのためにこんな風に屋根をつけてみました。

自然農法と口では言っているものの、農業では環境に負荷が大きい石油由来の資材をたくさん使います。後ろめたさはあるのですが、ぜひ自分で作ったトマトが食べたいという執念です。

Imgp1797 トマトが食べたい一心で今年は小さなビニールハウスを立ててトマトを作っています。この中は、梅雨の冷たい雨も当たりません。今のところトマトは元気そうに成長して青い実をたくさんつけています。「ガイアシンフォニー」という映画で、何千という実をつけるトマトが出てきたことが思い出されます。命の持つ力をうまくひきだしてやれば、一株のトマトはそんな風にたくさん実をつけるのだそうです。千の実をつけるトマトになれと、私は祈っています。


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2007年7月 1日 (日)

モンスーン気候

梅雨の合間にかっとお日様が出て温度が高くなる天候が続いています。たいていの野菜たちには、病虫害が出やすい注意すべき気候なのですが、今の天候を喜んでいるものたちがいます。

それはもともと南方アジア出身の湿った暖かい気候を好むものたちです。

Imgp1790 古代米は急にこんなに大きくなりました。米がどのようにして日本に来たのかは諸説あるでしょうが、むかしむかしの日本で作られていた米の起源のひとつは南方アジアに間違いないでしょう。

Imgp1793 もうひとつはサトイモです。サトイモは南方アジア起源で、米が主食になる前は日本人の主食だったそうです。そのことを、昔、柳田国男の本で読んだ時はそうだったのかと思いました。柳田国男は日本の文化のルーツを南の海の向こうに求めた人です。

そういえば沖縄に以前旅行したとき、くわず芋という、サトイモそっくりの植物があり、人が隠れるくらいの大きな葉っぱでした。


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