« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月28日 (木)

草取りは幸せ

毎日暑いですね。雨が降った後にこのような高温が続くこの季節は野菜を育てるうえでは大変な季節です。

まず、病気や虫の害が出やすいです。そして、肝心の野菜を飲み込むほどの雑草があっという間に生えてきます。

今日は仙台に稼ぎに行かず、角田で農業ができる日だったのですが、原稿の締め切りがあり、なかなか畑に出られませんでした。夕方、蚊に刺されながらも畑に出て草取りをしたのですが、草取りはいったん始めると、夢中になってしまい、なかなかやめられません。

夢中になるというより無心になれて、時間がたつのがわからなくなるのです。草取りが禅寺での修行のひとつに取り入れられているのが良くわかります。

虫や雑草と戦いながらも、初物のナスとピーマンが取れました。

002 農薬をまかない作り方なので、人間の力と野菜自身の力で何とかこの時期を乗り切って多くの実をつけてもらいたいものです。それにしても、ナスの深い紫がつやつや光っているのはいつ見てもうれしい光景です。

001 夕食はなすとズッキーニで揚げひたしを作りました。柔らかい野菜によく味がしみこんでいました。取れたての野菜が食べられる幸せです。やはり、角田に引っ越してよかったです。仙台に宅配で野菜を届けているお客さんたちも、朝とった私たちの野菜をその日の夕方食べて、おいしいといってくださっているだろうかね、という話になりながら、我が家の夕食は終わりました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月24日 (日)

除草体験会の報告

東北地方もいよいよつゆいりしましたが、今日の体験会はちょうどタイミングよく晴れてくれました。午前中まずは田にでかけ、田の周りをぐるりと参加者の皆さんに一回りしてもらい、田の様子を観察してもらいました。実は、これ、「稲は足音を聞かせて育てよ」という古い格言を実行してみたのです。

植物に話しかけたりして育てると植物が元気になったり、きれいな花が咲いたりするという話はあながちうそでないのかも知れません。稲が好きなのは人間の足音だというのことなのかもしれませんが、要は、何度も田に通って、稲をしっかり観察しろという昔の人の知恵をこの格言は伝えたものでしょう。手で田植えをしてから、どれくらい大きくなったのか、隣の田と比べ育ち具合はどうか、雑草のはえぐあいはどうかなどを見ながら歩きました。

Imgp1761 いよいよ田の草取りです。裸足で入ってもらいましたが、子供さんなど、なれないうちはおっかなびっくりです。でもなれると田の中を歩くのも上手になるし、足裏に感じるこの泥の感覚がとても心地よくなります。大人の参加者の方からも、子供の時に戻ったみたいという声が聞かれました。

午前中の一服では、トマトを出しました。野菜嫌いのお子さんも多い中、参加してくれたお子さんたちはみなトマトが好きだったようで安心しました。

Imgp1771 それもそのはず、角田の美味しいトマトを作っているプロ中のプロの伊藤さんと三浦さんのトマトを出したのですから、たちまち売り切れ状態になってしましました。

Imgp1770 子供さんたちには、暑い時に、トマトやきゅうりなどをまるかじりしておいしかったという経験をしておいてほしいと思います。そのためにも、農に関わる私たちが美味しくて安全な食べ物を作ることに誇りを持って働かなければならないと思っています。

Imgp1773 家に戻りお昼には「バリカレー」を中心にサラダや梅ジュースなどを食べていただきました。「バリカレー」とは、よつば農場の明子さんが、バリ島のレストランで習ってきたものです。エスニック風味なのですが、中味はよつば農場で取れたたけのこや野菜がいっぱい入っています。梅ジュースは、地元の梅生産組合で作っているものを紹介させてもらいました。

Imgp1774 午後からは、色々な宝が眠る農場の裏山に入ってもらいました。ここ角田では年に3種類のたけのこが取れます。今はちょうど2種類目が終わり、3種類目が出始めました。残念ながら、今、里山は手を入れる人が少なく荒れているのですが、それでも参加者の方々が一生懸命探してくれて、たちまちこのようになりました。

Imgp1777 さてこのたけのこを3時のおやつにしようということで、炭火の上であぶって食べました。最初はなかなかうまくいかなかったのですが、そのうちコツもつかめてきて、皮をむいて、あつあつのところを食するたけのこもなかなかおつなものでした。

Imgp1781 それにしても、たけのこをその場で焼いて食べるというのは私も知らなかったのですが、地元の知り合いの方から教わりやってみました。経験不足の案内人だったものですから、美味しく焼けるのに手間取ってしまいましたが、辛抱強く待っていただいた参加者の皆様には感謝いたします。

Imgp1778 さて、いま角田はちょうど梅摘みの適期です。参加者の皆様にはご自分のお土産用に梅の実もぎをしていただきました。ご自宅に帰り、世界でただひとつオリジナルの梅酒や梅ジュースを作っていただき、それ飲むたびに、よつば農場での体験を思い出していただければ幸いです。

次回の体験会は7月22日を予定しています。その時期はちょうど夏野菜と秋野菜の入れ替わりの畑にとってはとても大切な時期です。畑の様子を観察し、収穫体験や定植体験をしてみませんか。お申し込みはよつば農場までお気軽にどうぞ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月21日 (木)

田んぼの除草体験会

宮城もいよいよ つゆいりでしょうか。このところ天気は少雨で経過していて、田の水管理はなかなか苦労しましたが、稲もこんなに大きくなりました。

Imgp1750 除草剤がなかったころは、これから暑い時の田の草取りが、一番大変だったと聞きます。私たちの大事な食べ物である米がどのようにできるのか、その時期折々の作業を通して学んでみませんか。今回は除草の体験会を下記の要綱で実施いたします。午後からは、梅摘みやたけのこ取りなどもして、たけのこの意外な食べ方に挑戦してみたいと思います。

6月のワークショップ

田んぼの除草体験会のお知らせ

夏の仕事の80%は草とりと言われています。

黙々と草取りするのは瞑想のような感覚ですが、

わいわい楽しく、泥んことたわむれるのもいいですね!!!

日時 6月24日(日)10時から15時くらいまで

(午後からは山に入って破竹採りの予定)

場所 よつば農場

角田市岡字小沢田105

お車の方は地図をFAXもしくは郵送いたします。

電車でお越しの方は阿武隈急行岡駅まで迎えに参ります。

仙台駅9時11分岡駅着9時53分の直通電車があります。

参加費:大人2000円(小学生1000円、未就学児無料)おみやげ、ランチつき

定員 大人の申し込みが10名様になるまで

持ち物 着替え。帽子。汚れてもよい服装でお願いします。

御予約はよつば農場までお願いします。

0224-68-3070(TEL/FAX

Eメール:yotuba-farm@happy.nifty.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月19日 (火)

無駄なものはない

Imgp1747 今日の夕食は何にしようかということで、今日は野菜の天ぷらにしました。写真は、ズッキーニと、ごぼうです。

このズッキーニは、「やさい村」のお客さんに出荷するには小さすぎたものを、我が家で食べることにしました。ごぼうは、間引き菜です。畑を作っていると、色々な大きさの野菜が取れたり、大きくしていくあいだに間引いていかなければならないものもあります。

私は、どうもそういうものを捨てるのがもったいないというか、かわいそうと思えてしかたがないのです。そういうわけで、今日の夕食は、やはり伸びすぎてしまってお客さんに出せなかった、たけのこの天ぷらと合わせてこんなに立派な夕食のおかずになりました。くせのない、ズッキーニは特に子供が喜びました。

Imgp1748 この世に生きとし生けるもの、無駄なものとてないと思うのです。

それをどのように生かすのか、こちらも技量を磨いていかなければなりません。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月14日 (木)

ミツバチは飛んで行く

柿の木の下で草取りをしていると、頭の上でなんだろう、わんわんとうなる音がします。手を止めて上を見上げると、柿の木の小さな花がたくさん咲いています。Imgp1703

実のなる木は、実のなる秋の姿しか思い浮かびませんが、じつはもうこんな季節に花をつけていたのですね。栗の木もそうです。今ちょうどあの独特の花の匂いをさせて、花が咲いています。それにしても柿の木の花のなんと可憐なこと。小さな白い花がびっしりついているところを見ると今年はどうやら豊作のようです。実のなるものは基本的に1年おきに生り年だそうですから、去年はわりと実が少なかったので、今年のでき秋が楽しみです。

ハチたちはせっせと仕事をしています。ハチの羽音が柿の木全体を包んでいます。柿の木ごとふんわり飛んでいってしまいそうです。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月10日 (日)

裏山は宝の山

Imgp1696 裏山からまた筍が取れ始めました。今度の筍は、5月に取れた孟宗竹の筍ではなく、真竹の筍です。孟宗竹の筍は太くて掘り取るのに苦労しましたが、真竹の筍は細くて手でも折れます。あく抜きもこちら真竹の方が簡単で味もいいのではないでしょうか。

スーパーなどには出回らない、地元の人だけが知っている筍です。裏山をもっと整備すれば、この筍も採りやすくなるのですが、何しろ梅林が竹に飲み込まれてしまうほど荒れていたのをこの冬の間何とか救おうとしたのですが、作業が中断したままいつかやろうと思いつつ、そのうち春の農繁期にかまけていて、久しぶりに裏山に上ってみるといつの間にやら、筍もずいぶん大きくなっていて採りそこなって伸びきってしまったものもあったのでした。

夕方雨の降るなか、裏山を整理したのですが、足場も悪く、作業は遅々として進まず、くたくたになった日でした。自然はこうやって、1年に2回も筍を食べる機会を与えてくれますが、ときに自然とはこうして格闘もしなければなりません。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 7日 (木)

支えられています

私は畑でななほしてんとうを見つけると嬉しくなります。この虫は野菜にたかるアブラムシをバクバク食べてくれます。かえるやクモを見つけても嬉しくなります。この生き物たちも、畑で悪さをする虫たちを食べてくれるからです。

私の畑では農薬をまいていないので、色々な生き物が多く見られます。こういう野菜の作り方ができるのも、この野菜たちを買ってくださるお客さんがいるからです。お客さんのもとに届けるためと思うと、仕事にはりが出ます。

野菜を買い支えてくださるお客さんは、私を支えてくれるだけでなく、この畑のたくさんの生き物も支えてくれているのです。もしこの土地が慣行農法で作られていたら、もしこの土地に道路や建物が作られ地面がコンクリートで覆われていたら…。これらの生き物たちは生きられないでしょう。ななほしてんとう、かえる、クモたちに代わって御礼を申し上げます。

そして、そのななほしてんとうたちも、えさになる悪い虫がいるからこそ生きられるのです。わるい虫たちは、ときどき悪さもします。形の悪い野菜や、虫食いの野菜が届くこともありますが、そこはどうか大きな気持ちでお許しください。私の野菜は、さまざまな生き物に囲まれきっと幸せな気持ちでいますから。

仙台に野菜の宅配に行っています。興味のある方はこちらをご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 3日 (日)

野菜の花

Imgp1652 野菜は食べるものであって、花を見る機会は少ないことでしょう。

これは、採りそこなってしまった春菊がどんどん大きくなり、立派に花をつけたので、飾ってみたものです。まぶしい太陽のように鮮やかな黄色です。さすが、地中海からやってきただけのことがあります。神々しいアポロンのようです。

畑には、花が咲いたままの春菊を残してあります。種をとろうと思ってです。種をとって、自分の畑にあった品種を育ててみる、そういう気の長い自然とのお付き合いに憧れているのですが、なかなか現実は厳しく、自家採種はうまく行きません。

自家採種と地場野菜の育種で有名な、岩崎さんという有名な方がおられます。私もあの方のように、野菜たちと会話ができるようになれたらなと思うのですが、道のりはまだまだ遠そうです。

岩崎さんちの種子採り家庭菜園 岩崎さんちの種子採り家庭菜園

著者:岩崎 政利
販売元:家の光協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »